演じる君と、綴る僕の、未公開作品
高校二年生の松平葵はいつも放課後ひとりで、教室に残って小説を書いている。
梅雨時のある日ほんの少し席を外した。無人であるはずの教室で声が聞こえるが、それは自分の書いた小説の中の台詞だった。窓際の一番後ろ、自分の席で書きかけの原稿用紙を手にしていたのは、クラスの陽キャ・月山瀬名であった。
梅雨時のある日ほんの少し席を外した。無人であるはずの教室で声が聞こえるが、それは自分の書いた小説の中の台詞だった。窓際の一番後ろ、自分の席で書きかけの原稿用紙を手にしていたのは、クラスの陽キャ・月山瀬名であった。
第一話 幕電、雨下にて
2025/06/29 12:28
(改)
第二話 溟海に迷ふ
2025/06/29 12:46
第三話 君かたるなよ夏の夜の夢
2025/06/29 12:47
第四話 紺碧も青かと君に問ふ
2025/06/29 12:48
scene5 夢
2025/06/29 12:48
第六話 裏面の曲のようなもの
2025/06/29 12:48
第七話 艶書に口付け
2025/06/29 13:49
scene 8 ロマンス
2025/06/29 14:39
第九話 斜陽の後で
2025/07/08 19:12
第一〇話 秘めたりしか熱
2025/07/22 14:01
第一一話 夏に茹だりて
2025/07/22 21:06