表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

利根川を境に今激闘が始まる

~一章・利根川の戦い~


帝国軍が派遣されて間もなく、イバラキスタンの軍事行動が活発化しはじめた。


南部イバラキスタンに短距離ミサイルMENTAIKOを配備し、軍事境界線上空に小型無人爆撃機HOSHIIMOを挑発的に飛ばす様になったのだ。


千葉帝国側は戦闘機のスクランブル発進を幾度となく行い、国際法に法り対処をしていたのだが、ある日突然戦闘機がレーダーから消える事件が起きた。


当初は事故の疑いが強かったのだが、イバラキスタン過激派組織NATTOによる犯行声明が出された事をきっかけに事態が急変した。


千葉帝国政府は急遽イバラキスタン政府である水戸徳川家との電話会談を開きこれ以上の争いを避ける事を試みたが、水戸徳川家の対応は納得のいかないものであった。


というのも、イバラキスタン政府としては今回の事案に政府は介入しておらず、ある種軍によるクーデターの様なものであり、千葉帝国政府との間で協議する内容でも無いと言うのである。


これに腹を立てたのが軍事国境線に派遣された帝国軍である。


帝国軍は政府の意向を無視し独自にイバラキスタンへの攻撃を開始した。


これが俗に云う「利根川の戦い」の始まりである。


イバラキスタンは突如始まった攻撃に対し利根川橋を爆破して侵攻を防ごうと試みた。


実際歩兵の侵入を防ぐことは出来たが、千葉帝国の圧倒的戦力差には到底敵わない。


千葉帝国軍の猛攻は三日三晩続き、軍事国境線の東側半分を制圧する事に成功した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ