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3-幕間



「な、失くされたんですか!?ガルシア家の知の結晶、秘伝の『モンスター図鑑』を!?」


「うん。そうなんだよね。それで、流石に手ぶらって訳にもいかないから、新しい『モンスター図鑑』くれる?」


「っ!?い、いつでしょうか?」


「え?失くしたの?ついさっきだけど、」


「ち、違います!失くされた図鑑、ノア様が図鑑に追記されたモンスター情報!ギルドで最後に写しを取られたのはいつ頃でしょうか?」


「写し?…あー、五、六年は取ってないかも?」


「っ!?で、では、二年前の暗黒竜討伐の際のモンスター情報も、」


「ああ。写しは無いね。」


「っ!?三年前の氷結狼の変異種に関する情報、は…?」


「無いなぁ。」


「お、覚えてらっしゃったりはしませんか…?せめて、暗黒竜に関する情報…」


「ごめん。全然覚えてないかも。」


「っ!?」


「あ。ねぇ?ちょっと、大丈夫?」


「…」


「…倒れちゃった。意識無いみたいだね。どうしようか、ブラウ?」


「ハァー…」







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