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3話 異世界転生


というわけでやってきました、異世界。どうやら運がいいことにお貴族様として生まれたらしい。それもなんと辺境伯様だ。辺境伯というのはえらい順で公・侯・伯・子・男の順の内の伯爵にあたり、その伯爵の中でも中央から離れて大きな権限を認められた地方長官で、単なる伯爵より上位であり、侯爵に近しいお偉いさんなのだ。文化レベル的には中世ヨーロッパといったところだ。

名前はアレン・ウォーターフォードと名付けられた。

まだ生まれて3ヶ月。少し早いがハイハイができるようになった。転生者だからなのかわからないがステータスは念じると半透明のウィンドウが出てきて簡単に見ることができた。


名前:アレン・ウォーターフォード

レベル:1


STR:5

VIT:5

INT:5

DEX:5

AGI:5


スキル:H₂O自由操作、H₂O生成


ステータス上昇はまだ確認できていないが、特典はひとまずちゃんと反映されているようだ。

だが、しかし困ったことに常に母親か、お付きの人がついてるからまだ、能力を実際に試せていない。


何もできない赤ちゃん生活というのはかなり暇だ。


暇だが………


「アレス様はほんとに可愛いですねー。」


「アレス、ごはんでちゅよー。」


「一緒にお風呂入りましょうねー。」


控えめに言って最高だ。母もメイドも美人ばかり。トイレの時は恥ずかしいが、それでも美女に可愛がられるのというのは悪くない。


「アレス様は本がお好きですねー。」


初めて見る文字なのに読めてしまう不思議な感覚だ。だが、生まれてすぐの子供が本を自力で読むわけにはいかないので絵本や図鑑を読んでもらっている。この世界の知識を少しでも頭に入れておきたい。


「アレス様は元気ですねー。」


ハイハイができるようになってからはとにかく動き回っている。赤ちゃんの時に持久力がつくのかどうかわからないがとりあえず持久力はつけたいので動いているのだ。ステータスで体力が上がってもすぐにへばってたらいみないからな。


そんなこんなで平和な暮らしが続いていた。


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