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第41話 おだ「累月、類纂、累日」
「ある人が、同じ系統の書類を集めてまとめ本を作る、類纂する事を趣味としていた。
その人が、人の死や苦しみについての書類を集め始めた。
日を重ね累日、月を重ね累月、ようやく一冊の本になった時、男はその本の内容を疑いだした。
確認の為に、男は自らの体を痛めつけた。
痛みについての確認を書類に追記していった。
そして死に関して試し、男は書類に書いてあった通り死んだ。
だがその本の内容は、今も増えていっている。
男と同じような人達が、そのまとめ本を完成させようとしている。
事故死や病死の何割かは、その人達が起こしているとか。
近所の病院もそのメンバーがいるから、俺はそこには行かないようにしている。
なんで知ってるかって、俺もメンバーだからさ。冗談だよ?」




