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第4話 えだ君「怨言、怨色、厭人」

「僕が話すね。

 その老人は、人間嫌いの厭人(えんじん)として有名な人だった。

 お手伝いをしても怨言(えんげん)を吐く。

 倒れたので医者が見てあげているのに、表情は怨色(えんしょく)だった。


 その人が死んだ後に、その人の家を調べたらね。

 たくさんの血液が見つかったんだよ。

 全部、その死んだ人の血。

 見つかった日記にはこう書かれていたんだよ。

 『どれだけ血を流せば、私は人間ではなくなるのか』。

 血は人間の肉体から作られているから、いくら流しても意味無いのにね。」

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