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第34話 ■だ君「明敏、明眸、愛しい」
「僕の友人がある女性を好きになって、どんな人なのか聞くと喜んで教えてくれた。
「彼女は頭も性格も良くて、才知が鋭い明敏な人だ。
見た目もとても可愛く、愛しいんだ。
特に澄み切った美しい瞳、その明眸に俺は惚れたんだ。
四六時中、側にいたいから貰って来たんだ。」
そう言って彼は、ポケットから二つの物体を見せてくれたよ。
ちなみに彼女は死んでいた。彼が言うにはその二つの球体が生きているとか。
正直、目玉だけだとグロテスクだと僕は思うんだけどな。」
「僕は死んでない、死ぬべきはお前だ」




