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第零篇……全篇からより 第一幕 天の楽園
決して何かの信仰上からとかではなく。私なりの解釈上での物語性を含んだ作品です。私の作品にある矛盾もある事だと思うようですが、何かについた信仰される方々。もしお気に障るようでしたらスルーOKです。
第一幕 天の楽園よりある魔石
天に二つの魔石があり。
一つは緋き石でもあり……。
それは一見すると紅玉石の宝石のようでもある。然してそれにある秘法の力は……地上の凡て……その生命の循環。滅生と再生の力を持つ。
天に二つの魔石があり。
一つは粧青い石でもあり……。
それは一見すると瑠璃金石のようでもある。然し……それにある秘法の力は……地上の凡ての破壊と脅威。滅却と終焉の力を持つ。
天の秘密粧く。そんな二つの石は……そう……魔石と呼ぶに相応しいようにある。性質も対反したその二つの力を秘め持つ石は天にあり……たった一つの使徒の存在に依って幾万年という刻の一点。その時間の移り変わりのなかで見守られてきた。
ルシファー回顧録。
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