№1 発光筆鬼アンテラ
恒例の怪人図鑑です。
今回のモチーフは、チョウチンアンコウ。
トレードマークの提灯以外にも、面白い生態を持つ生き物です。
特にミツクリエナガチョウチンアンコウは、メスとオスが同化してしまうことで知られています。
詳しくは本編をお読み下さい。
身長:2㍍12㌢
体重:249㌔
能力:反物状の触碗、鋭利な牙、腕のカンテラから放つ発熱細菌、〈YU〉の散布、〈YU〉との融合
〈印象〉:ミツクリエナガチョウチンアンコウ
短歌:エントリイ 暗夜に灯る アンコウや 麗しきかな 死への誘い
概要:〈国際殺人機構〉のエージェント、キモが変身した〈筆鬼〉。彼女以前にも二人のエージェントが変身し、〈シュネヴィ〉と戦いを繰り広げた。
妊婦を思わせる体型で、上半身はクリオネのように透き通っている。対照的に下半身は茶色く濁り、股の部分が尾ビレのように癒着している。極めて整合性のない姿は、マーライオンと言っても過言ではない。
反物状の触碗は伸縮自在で、手に当たる部分にはカンテラ風の器官が備わっている。この中には発熱細菌が棲み着いており、外部に放つことで激しい炎を発生させる。
更にキモの変身した〈アンテラ〉に限り、カンテラには〈YU〉の幼体が棲み着いている。〈シュネヴィ〉との戦いでは、発熱細菌に偽装し、街中に災いの種をばらまいた。
前触れもなく夜の街に出現し、駆け付けた〈シュネヴィ〉と交戦。戦闘能力が低いわけではないが、〈シュネヴィ〉には終始圧倒されていた。
後に〈3Z〉の本部から脱走し、大量の〈YU〉と融合。〈百面言獣ジャイアン〉と化し、街に甚大な被害をもたらした。




