3話ハクアとクロナ
「お前ら誰だ」この猫耳と尻尾つけたコスプレイヤー達は一体誰なんだ?こいつらが俺とハクア達をここに連れてきたのか?てか、ハクアとクロナは何処だ!?早く探してやらないと!
「誰って酷いみゃー、春はハクアを忘れちゃったのかみゃー?酷いみゃ!酷いみゃ、、、」と、ハクアを名乗る150cmくらいの身長で青い目をした白髪ショートの小さい猫耳がぴょこんとはえたボーイッシュな美少女は白い尻尾をダランとさせて泣き出した
「わからなくても仕方ないわよハクア、今の私達の体を見なさい春みたいに腕や足があるでしょ?分からないのは普通なのじゃにゃいのかしら?」と155cm位の身長をした黄色い目の黒髪ロングの猫耳をピンッとさせた凜とした美少女が尻尾を左右に振りながら言う。
「みゃ!確かに腕も長いし二本足で立ってるにゃ!これじゃ春がわからないのもわかるみゃ!春僕がハクアだよ!いつも春のお腹の上で寝ていたハクアだよ!」と、泣いて少し充血した目をさすりながら言う
何故初めて会う少女が僕の愛猫達の名前を、、、それにハクアがいつも僕のお腹の上で寝ていたことを知ってるんだ、、、
「私がクロナにゃ、そうね、春の昨日の夜ごはんは焼き鮭と鯖の刺身で焼き鮭をくれたけどちょっと塩辛かったにゃ、これで信じてもらえるかにゃ?」
昨日の夜ごはんは確かに焼き鮭と鯖の刺身だった、それに確かに焼き鮭は塩を入れ過ぎて辛かった、家には僕とハクアとクロナしか住んでないから、こんな事が分かるのは昨日鮭を食べたハクアとクロナと僕くらいだ、という事は、、、
「ハクア、クロナ、いや、まて、確かめるため一つ質問して良いか?」
「何にかみゃ?(にゃ?)」「さっきまでいた神社の名前は何だ?」
「猫又ノ神神社だみゃ!(にゃ!)」
本当にハクアとクロナ何だ!よかった、無事で!
「ハクア!クロナ!」そう言って俺は目の少女達を抱きしめた