書きたい事を考えよう
小説を書くにあたって、最初に決めるのは方向性。作者として書きたい事です。
大仰に表現をすれば「読者に伝えたい事」とも言いますけどね。実際は、あんまり細かい事は考えなくてもいいです。もっと漠然とした、ふわっとした事でも構いません。
要は、「あんなシーンを書きたい」「こんなキャラっていいと思うんだけど」、この程度でいいです。
小説家になろうで読んでいる読者がこんな事を考えると言うと分かりやすいですかね?
・ 主人公が最強でとにかく大暴れする
・ ~~みたいな主人公だけの特殊能力を持っていて、その能力で活躍する
・ モンスターや悪人からスキルを奪ってラーニングチート
・ チーレムでこんなヒロインが欲しい
・ 国とか作って、現代知識チートNAISEIで頑張る
・ 料理人が異世界に日本の料理店を作る
・ ダンジョンでモンスターをたくさん支配して、進化させて、強大な軍隊を作る
・ ダンジョンに潜って最深部を目指す
・ 雑魚モンスターが強くなってスゲー
・ 交換ポイントで日本の品々を異世界に持ち込んで大活躍
・ 日本と異世界を行き来して、日本の物を売って大儲け
・ ギリギリバトルを紙一重で勝つような話
・ 悪役を徹底的にこき下ろすような「ざまぁ」
・ ゲームや物語の世界に転生したよ、原作知識チート
・ 主人公と周囲の認識が違い過ぎて起こる擦れ違い・勘違い物
・ VRMMOでサモナーかテイマー
・ VRMMOで地雷スキル(不遇職)チート
・ VRMMOだけどソロプレイ、人間みたいなNPCと仲良くするからさびしくないよ
・ VRMMOでユニークスキル
・ いっぱいスキルを覚えてガンガン成長させると、みんなの知らないスキルを覚えてて先駆者になってた
テンプレ乙。
そんなことを言われても、書きたくなるのが人情だと思うのです。それが好きな人は。
悪い事ではありませんし、書きたいならそれでいいじゃないですか。
悪い事、それは他人の文章をコピーすることです。盗作駄目、絶対。
とりあえず、書きたい事と言われて思いついたことは一回メモしておきましょう。きっとあなたの財産になりますし、何を書けばいいか分からなくなった時の道しるべになりますから。