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零=プロローグ=
刀。それは武士の“魂”。無くてはならぬ、絶対のモノ。
ごく稀に、“刀に宿りし者”に魅入られる者がいた。その者達は皆、人ならざる力と強さ、そして、“刀に宿りし者”を得た。
武士や、刀匠たちは“刀に宿りし者”を、“闘神”にかけて“刀神”と呼んで、畏れ敬っていた。そして彼等、刀神に魅入られ、愛されたものは“刀主”と呼ばれた。
そして、幕末の世――。
浅葱の羽織を纏い、“最強”の名を欲しいままにすることとなる【新撰組】の者の多くも刀主であった。
これは、夜空に咲く花火の如く、輝いてすぐに散っていった【新撰組】と、彼らに微衷を尽くし、その役目を果たした【刀神】たちの物語である……――。
初めての挑戦。【幕末ファンタジー】!!。
一度でいいから、やってみたかったんです…!
しかも新撰組…。
あ、そうそう。刀神たちは、人の形してます。今、色々キャラ作りしてるんですが…カオスです。はい、カオスです。
暴走しかねません。あの子たち。本当に。
パワフルすぎる!!それに比べて隊士たちのおとなしいこと!!
何はともあれ、よろしくお願いします。