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森を抜ける
朝食が終わると、缶詰を一つにまとめ、カバンに綺麗にしまう。
「よし、じゃあ行こう」
俺がみんなを見ると、全員がすでにテントを整えて、いつでも出れるようになっていた。
野営地から歩いて1時間ほどすると、急に視界が開けた。
森林限界まではまだ標高があるはずだが、ここで森は終わって、そこから先は草原地帯になっていた。
道のように空いているスペースがあって、そこを通ることが一番速そうだ。
「あれが、山頂かな」
ふと川西が指さす。
確かに、道が続いている先には、一番高いところがあった。
「あそこまで行ってみよう」
そう言って、俺たちは、道を歩き出した。




