機体設定/H-2 ハイドラⅡ(イラスト付き)
〇【H-2 ハイドラⅡ】(H-2 Hydra II)
フレーム:第三世代GS
全高:6.8m
重量:6.2t(全備重量)
動力源:小型核融合炉(SAVIO NCL-114)
捕水索数:5基
最高速度:210km/h(海面滑走時)
装甲材質:重合アクリル装甲+多層複合装甲(アルターカーボン、発泡合金)
搭乗人数:1名
基本武装:SAVIO SA-47 “ティアラ” リボルバーガン
SAVIO LA-93 “スティングレイ” アサルトライフル
〇機体解説
SAVIOが社の威信をかけて開発した《ハイドラⅡ》は、従来モデルの《ハイドラ》から直接の進化を遂げた後継機である。
本機の設計要項は「完成されたスタンダード・マシーン」であり、高い汎用性、不自由ない機動性、抜群の信頼性を併せ持つ未来永劫の万能機とされた。
《ハイドラⅡ》において最も特徴的な要素といえば、一目で強烈なインパクトを与える「重合アクリル装甲」である。この透過性のある装甲によって、機体の内部フレームが露出して見える箇所が存在する。
この装甲は軽量ながらも高い耐弾性を持ち、速度や旋回性能を犠牲にすることなく防御力を確保している。あくまでも視覚的な露出とはいえ、内部フレームを剥き出しにした兵器を作るという発想は、その技術先進性で他社を凌駕するSAVIOに特有の独自の発想といえるだろう。
高い汎用性を宿す本機であるが、現段階では社内の軍事部門におけるごく限られた配備に留まっており、他社への輸出や開拓者ギルドへの販売は行われていない。なお、同社で運用されている機体のいずれも、装甲色はSAVIOのコーポレート・カラーである水色と白色で統一されている。