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日常
薄暗い部屋に本のページをめくる音とクーラーの音だけが鳴っている。
そんな部屋に1人ぼっちに本と見つめ合っている男がいた。すると部屋のドアが開いた
男の母親だ
「あんたこんな部屋暗くして何してんの?」
「本読んでる」男は冷たく答えた
「そ、部屋明るくしーや」
「ご飯できてるから降りてきてね」
そう言い母親は扉を静かに閉めた
男はめんどくさそうに階段を降りていった
男と男の母親が夕食を食べていた
すると唐突に母親が聞いた「あんた将来の夢とかないの?」
男は狐につままれたような顔をしたいつも母親は自分の話を適当に促して自分から話を振ったことはなかったからだ。
「あるやろなんかやりたいこととかないの?」
男は「んーー、漫画家とか?」
もちろん男は適当に答えていた
「確かにあんたよく部屋に一人で本読んどるもんね
そっか私応援するで」と言い食べ終わった皿をシンクに置き部屋に戻っていった
男も食器を洗い自分の部屋へと戻っていった
転生とか冒険は2、3話からです