インフルエンザにワクチン接種で集団免疫が獲得できないように新型コロナもワクチンでは集団免疫は獲得できないと思う、あとコロナの変異を加速させているのはおそらくワクチンだと思う
さて、日本経済新聞社と英フィナンシャル・タイムズの集計によるチャートで見るコロナワクチン世界の接種状況はにおいてワクチン接種による集団免疫獲得予測時期というのが書いてあるのですがこれどう考えても無理なんですよね。
まず、コロナウィルスに対しての抗体持続時間がおそらく半年から1年と短いこと。
コロナウィルスの自然宿主はヒトに限られず、もともとはコウモリ由来でありミンクではお互いに感染することがわかっているうえに家猫、トラ、ライオンなどのネコ科動物、ハムスター、フェレット、アカゲザルなどにも容易に感染する、つまりこれらの野生動物に感染した場合ウィルスは容易に増殖すること。
さらに新型コロナは無症状の患者が多く、しかも症状が無くても感染力がある。
具体的な数字ははっきりしていないが全体の20から33%程度、20歳以上55歳以下の場合50%近くが無症状である。
などの理由により集団免疫の獲得は成立しません。
さらに、私は新型コロナウィルスの感染力や免疫回避力が高い変異株が出現する理由そのものがワクチンであると考えています。
理由は単純でワクチンを接種しても感染者は出るからです。
論文によると、治験に参加して実際に注射をした人数は43448人。このうち、ワクチンを接種した人とプラセボ(偽薬)を接種した人の割合はほぼ1対1のワクチン投与:21720人、プラセボ投与:21728人。
ワクチンを接種した参加者のうち、2回目の接種から少なくとも7日後に新型コロナウイルス感染症を発症した患者は8人。
一方、プラセボを接種した参加者のうち、発症したのは162人だったとのことですね。
ワクチンは重症化を防ぐ効果も示し、重症患者10人のうち9人が偽薬グループだった。
また、重症患者10人のうち9人が偽薬グループだったとのこと。
ちなみに2回目摂取後7日後以降で発症しない確率はワクチン接種者で99.9%、接種しない人で99.2%ですが当然のころながらそれ以前の感染はカウントされていません。
また発症の条件は咳などの症状があるものに対するPCR検査の結果なので無症状は含まれていません。
またアメリカやイスラエルでの医療従事者に対してワクチン再接種から2週間を経た人のSARS-CoV-2陽性率は1万4990人中7人で、0.05%だそうですがそれだけの数の人は感染しているわけですね。
つまり抗体の量が十分であっても感染により増殖できるようになっているわけです。
最近は殺虫剤の効かないチャバネゴキブリや殺鼠剤の効かないクマネズミ、抗生物質の効かない細菌や抗ウィルス薬の効かないウィルス、抗真菌剤の効かない真菌などがどんどん増えています。
現在は新型コロナ騒ぎに隠れていますが実はカンジダ・アウリスという真菌が現在各国の病院や老人施設で死亡例を含む集団感染を引き起こし、世界的流行パンデミックと呼ばれる状態となっています。
その感染力と環境における生残性は高く、一度院内感染を生じた場合その除去が困難なうえに、病原性がかなり高く、感染症例の致命率は30%を超え40%に迫る上に、抗真菌薬耐性傾向も高く、90%以上の株はフルコナゾール耐性、50%以上の株は2薬以上耐性、さらに5%程度の株は如何なる抗真菌薬にも感受性を示さないとされています。
さらに、現在多くの検査室で使用されている微生物同定システムの多くが、この菌を同定することが出来ないため、このような危険な菌に晒されていることに気づくことすら出来ないのですね。
カンジダ・アウリスは、シーツ、ベッドの手すり、ドア、医療器具などに付着して長時間生存し、そこに人の手が触れて接触感染で感染が広がるのですが、カテーテルや人工呼吸器、流動食など、体内へ管を挿入するときに感染するリスクが高く、コロナで入院した患者は、呼吸器系がやられるため、こうした措置を受ける機会も多いため院内感染や施設内感染が相次いでいるようです。
そしてカンジダ・アウリスの感染が確認されているのは多くが欧米諸国だったりします。
また、インドでは致死率の高い真菌感染症「ムコール症」の患者が急増していて、ネパールでも死者が出たり、ブラジルでも感染者が見つかっていたりします。
新型コロナでは老人を守らないとみたいな感じですが、真菌症に対しては沈黙してるんですよね。
そして真菌症の怖い所は気温などが37度くらいに高温で湿度の高い状況の方が繫殖が活発になるということ。
つまり夏はこういった真菌にとっては繁殖の機会なうえに、マスクをしていると更に繁殖しやすくなります。
それはともかく、ワクチンで抗体が多量にできても重症化した患者がいて、呼吸器検体陽性者の半数以上で便検体も陽性であり、呼吸器検体が陰性になった後も、便検体のSARS-CoV-2陽性が1カ月以上にわたって持続したりもします。
ノロウイルスが二枚貝から検出されることが多い理由はノロウイルスに感染した人間の排泄物が原因で、感染者の排泄物にはノロウイルスが含まれていて、排泄物が下水処理場で浄化処理される際、ウイルスの大半はそこで死滅しますが、わずかに残ったウイルスは河川から海へと流れ込みます。
そして二枚貝はプランクトンを餌としているので、大量の海水を体内に取り込み濾過しますが、この時の海水にノロウイルスが含まれていると、二枚貝は餌と一緒にノロウイルスを体内へ取り込んでしまうのですね。
なお食中毒の原因となる二枚貝では特に牡蠣が有名ですが、そのほかにシジミ、アサリ、ハマグリなども同様です。
つまり、生ガキを食べると新型コロナに感染する可能性も理論上はあるということですね。
そういった、ワクチンを打った人の体で生き残った感染力が強かったり、免疫回避したりすることで変異株が発生してるのではないというのは、イギリス・ブラジル・南アフリカ・インドといった国がアストラゼネカが治験を行ったからといわれていたりします。
まあそれはともかくワクチンを打っても完全に発症を防げない上に、様々な動物に感染するということは変異株は人間以外の動物の間でもおそらく広まるでしょう。
ですから、ワクチンを接種すれば集団免疫を確保できるというのは無理だと思うし、ワクチンにより感染力や免疫回避力が上がった変異株がワクチンの効果が切れるだあろう冬頃に、ワクチンを打ったと安心している、細胞免疫が弱い高齢者などに感染して、この冬はかえって感染拡大する可能性は低くないんじゃないかなと私は思うんですよね。
いや10月に高齢者にはワクチンを再度打てばまた話は別ですが、それはそれで副反応で問題が出る気もするのです。