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おっさんのゲーム世界転移生活日記  作者: 太郎冠者
寂滅の大魔道士
54/96

蹂躙し、蹂躙される。

少し短めです。


フィルを助けたシナリオ的なメリットがある。

魔物達はフィルを捕らえ、その力を利用して人々の熟練度を奪っていた。


つまり、フィルの救出=魔法とスキルの復活なのだ。



「『五月雨』」「『極大真空魔法(エアクロス)』」


俺とミレーヌの範囲技が圧倒的なステータスと共に振るわれる。


目に付いた魔物を吹き飛ばしながら、気軽に法の神殿内を進んでいく。

完全な蹂躙である。



「次は右側の物陰に1匹潜んでいます。」


「うん!」


フィルがいれば周囲の警戒の心配はない。

何せ物音を隠そうとも心の声は消せないのだ。


大方の魔物は倒してしまい、後は偽大神官のみ。

後は遅れてやってくる神官長とロンフーに丸投げすればいいな。



しかし、フィルがいてくれると非常に助かる。

まさに一家に一台と言うやつだ。

何かメイドみたいだな。合法ロリ。ちっぱい。

・・・あ。やべ。


「合法ロリ神官メイドですか・・・。

そんなに胸が気になりますか?ご主人様。」


「お父さん?」


ミレーヌの冷たい声と何だか楽しそうなフィルの声をスルーしてズンズンと突き進む。


俺は大人俺は大人俺は大人。いい歳してんだから自制しろ!俺!

ちなみに俺は巨乳もちっぱいも好きだ。

まぁそもそも触った事がないんだが。



「大人同士なんですから普通の事だと思いますよ?」

「そんなに触りたいなら私なら別にいつでも・・・」


合法ロリと非合法ロリ(2人の大悪魔)の甘い囁きを強靭な精神力で自制する。



ど、どうしたらいいんだ!?

このまま行ってもいいのか!?

いや、駄目だ。リリーやステラとはどうなる!?

それに流石にミレーヌは駄目だろ!


あぁ!でも!でも!



女性はすべからく悪魔だ。

間違いない。大魔王なんざ可愛く見える。




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