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君が好き

作者: 允君

僕の名前は吉野允

高校三年生

高校生活が終わろうとする時期に一つの恋が始まろうとしていた

彼女の名前は及川瞳

出会いは高校の入学式であった

しかも奇跡的に三年間同じクラスでした

僕は彼女の事がずっと気に掛かった僕が一年生の時今までの好きだった人とは正反対な性格で好きになることはないと思っていた

授業中は寝たり化粧したり喋ったりととにかくやんちゃな人と思っていた

もちろん休み時間も

それは今でも変わらない

僕はと言えばあまり目立たない存在で友達も多くなかったそしていじめられていた

それが原因で学校休んだ事もあった

もちろん学校ではそれが流れ出る

そして勇気を出して学校に行ったら

「吉野大丈夫?」とクラスの人が心配してくれた

そして普段話さない女子にも心配して話かけてくれた

その中には及川さんもいた

その時僕は

「本当はやさしい人だなと思った」

そしていじめ問題は無事解決した

そして月日は流れ彼女は生徒会に入った

生徒会ではどんな活躍しているかわからない

だから少し興味が湧いた

まあその話はしばらく置いといて彼女が頑張っていたのを見たのはその冬であった

そうその場所はたまたま入ったファーストフード店

彼女はそこでバイトをしていた

その時から頑張っている彼女が気にはじめたでもその時はまだ真剣な恋ではなかった

なかったはずなのに彼女を見るたびに心臓がドキドキしていてとまらない

二人で話している訳でもないのに声を聞くたびに振り向いてしまう

まわりから見たら不自然に思われてもおかしくない行動だ

それから一年の残り、二年生と何も進展しないまま三年生の半ばに差し掛かった

ある日の放課後僕は友達二人と僕でクラスの女子の話をした

友達の名前は米山と高橋

まあ修学旅行ではありがちな恋話だ

米山に

「このクラスでやりたい人は誰?」と聞かれ最初は答えなかったが米山は躊躇する事無く次々と答えていた

なので僕も最初に彼女の席を指差した

そしてもう一人の席も指差した

その時高橋は

「桧垣さんが好きなんだ」と聞かれた

桧垣というのは僕がもう一人の人に指差した人

顔も声も言う事ないくらい可愛いがちょっとなぞな人である

僕は迷いもなく

「違う」と言ってしまった

そして高橋は

「じゃあ及川さんが好きなんだ」と言われ僕は焦って

「違う」と言ったがもう遅かった

そして改めて僕は本当に及川瞳が好きなのかと心の中で何度も問い求めたその何週間後クラスのホームルームで後期が始まるため掃除当番や席替えクラスの役割を決めた

席替えは彼女の近くにはならなかったが掃除当番の日は奇跡的に一緒の日になった

僕はうれしかった

そして掃除当番の日皆で掃除やって終わって帰ろうとした

及川さんは僕より早く及川さんの友達(山下さん)と二人乗りで帰ってしまったが途中で及川さんを降ろして後から帰った僕とすれ違い帰ってしまった

僕は二人が家が逆方向なのは知っていたから及川さん歩いて帰るんだと想定した

そして僕は自転車に乗りながら

「歩いて帰るの?」と問いかけた

彼女は

「そうだよ」

「だからバイトに間に合わないよ」と困っていた

その時彼女は僕に

「お願い、吉野乗っけてくれない?」と言った

神様は僕にチャンスをくれた

「別にいいよ」と言った

彼女は

「怖いからゆっくりね」と言った

なので僕はゆっくりとこいだ

(もちろん僕はゆっくりいくつもりだけど)

僕の自転車は後ろに座る所がないため彼女は僕の肩で支えながら乗った

僕はすごく胸が高まった

帰る途中彼女と話した

僕は

「こんな経験初めてだ」と言った

彼女は

「私が最初でごめんね」と言った

その後僕が何と返事したか覚えてないけど

「バイトはいつまで続けるの?」とか

「卒業したらどうするの?」とか聞いた記憶はある

そしてとうとうその幸せな時が終わろうとしていた

彼女と僕の家は逆方向だから交差点で降りようとした僕は

「どうせだから家まで送るよ」と言った

だが彼女は遠慮したのか

「いや、悪いよ、いいよなどと言って最後に本当にありがとね」と言った

僕は

「全然いいよ。じゃあバイト頑張ってね」と言って自転車の籠に入れてあった彼女の鞄をとって渡して別れた

僕は家に帰るときこの事をずっと思い出して

うれしさが止まらない

彼女にしてみれば誰でもよかったと思うがそれでも僕はうれしかった

そして僕は及川瞳告白しようと決めたあれから数週間後経ってもあの出来事が忘れられない

と言うより忘れたくないと言ったほうがいいのかな

僕は翌週彼女に告白しようと思い放課後残ってほしいとメモを書いた

だがあまかった

普段話さないから二人きりになるチャンスが訪れない

掃除の時も彼女の友達といつも一緒にいる

だから僕はあきらめて彼女のバイト先であるファーストフード店で注文の合間に手紙を渡そうとしたがその日彼女はいなかった

実に不運な出来事だ

ある日ふと昔の事を思い出してしまった

それは中学校の時好きだった佐藤恵梨佳という女性だ

僕は思いを伝えられないまま卒業の日に別れてしまったが完全に及川さんを好きになる前に決着をつけたく思い切ってアドレスの書いた恋文を彼女の家に届けた

佐藤さんからメール来て思いを全て打ち上げたがダメだった

それでも何度も

「好き」とか

「一度でいいから」逢いたいとメールしたが彼女からのメールは

「ごめんなさい」で

「彼氏と別れたとしても吉野の事は好きになれない」と言われた

それからメールしなくなりある日メールしたら宛先が不明でメール出来なくなってしまった

そう僕は好きな人とメールしたらしつこくなるらしい

それがトラウマなのかただ勇気がないだけなのかわからないか及川さんとメール出来たとしてもまた嫌われる可能性があると思ってしまい迷ってしまった

だがあるテレビか漫画か分からないかやらないで後悔するよりやって後悔したほうがいいと言っていた

それがやるきの源になりクリスマスの日思い切って電話で呼び出しプレゼントを渡してそして告白をした

彼女の返事は

「お互いよく分からないから友達から付き合おうと」言った

僕は言葉では言い表せないほど喜んだ

俺はやれば出来るんだと自分を誉めた

それから何度かデートに誘い仲を深め合った

キスもした

もちろん深いキス

SEXもした

そして彼女は

「来年も一緒にいようね」と言った

僕は

「来年だけじゃない。5年後も10年後もいや死ぬまで一緒にいるよ」といった

彼女は照れながら

「うん。一緒にいよう」と言った

読者の皆さんも勇気を出して大好きな人に告白しよう

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