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プロローグ

ファンタジー世界となった東京が舞台です。

気軽に読んでください。

 『この街に魔法界が落ちてから三年が経ちました。あの騒乱を乗り越えた私たちの東京は、今なお政府の利害、諸外国との関係、まだ見ぬ第三勢力に挟まれた難しい状況に置かれています。我々府庁は、府民の皆様の安全を何よりも第一に考えた政策を、今年も行っていく所存であります』


――2024年 東京府知事 新年の挨拶



 異世界なるモノの存在を信じている人間など三年前は殆ど居なかった。

 "異世界"とはこの世界とは別の位相空間に存在している、我々には通常、認識することのできない世界のことだ。

 

例えば、世界最大の信徒数を誇る、『普遍的な』宗教の枢軸たる唯一神や、その使徒たる天使たちが住まう"天界"。主神オーディンや世界樹、雷神トールや戦乙女ヴァルキリーで構成される"アースガルズ"。

 

 日本人に馴染み深い世界と言えば"高天原たかまがはら"。皇室の祖先神である天照大神アマテラスオオミカミを筆頭として八百万の神が存在している世界だ。


 神話や宗教で語られるそのような存在は決して現実のモノでは無く、架空の、いわば幻想ファンタジーとして捉られていた世界。

 その中でも科学では無く、魔導力を中心に現実世界からやって来た魔法使いや、他の異世界からやって来た魔人や魔族が運営していた異世界、"魔法界まほうかい"。

 

それが日本の首都のど真ん中に落下した時、大衆は、隠されてきたこの世界の本当の姿を目の当たりにすることとなる。

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