表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

♯4.楽しみの歌

お待たせしました。お話はもうすぐ前半を終えます。まだまだ続きますので応援よろしくお願いします。メッセージお待ちしております。

ミーンミーンミーン…

池波の彼女、由衣さんに会ってから1週間。夏は本格的に始まった。

滝田はというと彼女探す気配もなく、ただただ地元の連れと遊ぶ毎日だった。


「暑い…溶ける…」

滝田はコンビニの前のベンチで、相も変わらずタバコを吸っていた。

連日猛暑が各地で相次ぎ、最高気温36度をマークしていた。

「帰るか…」

滝田がベンチから立ったその時だった。

着メロが鳴った。

当時すでに解散してしまっていた19【ジューク】の蒲公英【たんぽぽ】という曲が流れた。


「ん?」

滝田がケータイを取り出して見てみると案の定池波からだった。

【由衣に頼んで飲み会開いてやろうか?】

このメールは後に運命のメールとなる。

【3人で飲んでもつまらん。2人で行けよ】

滝田はつまらんメールを送りやがってと思いつつ返信した。

そして1分もたたないうちに返事は返ってきた。

【由衣の友達も来るんだぞ?しかも彼氏はいないらしい。どうするよ?】

ゴクリ…

滝田は考えた。

いいのか俺…

飲み会に行っていいのかい?

答えは意外とすぐに出た。

【あ、お願いします】


【おっしゃ!じゃあ詳しく決まったらまた連絡するな】

その夜はなぜかドキドキして眠れなかった。

今思えばドキドキするのが早すぎだと思う…

それから2日くらいたったある日。

ようやく池波からメールが届いた。

【よぅ!日時決まったから。

一週間後の水曜日。尼之崎駅前のボーリング場前に12時に集合!いいな?】

すばやく返信。

【任せろ。俺は遅刻が大嫌いな男だ。】

今現在の滝田は遅刻は頻繁にするタイプになってしまっているが…当時もたまに…

まぁさっきのメール内容は嘘をついているわけです。


【都合がいいやつめ!遅刻魔!!当日は遅れんなよ!(>_<)】

さすが幼馴染み。嘘がきかない。

【任せろ】

このメールを送って滝田は地元の連れと遊びに出掛けた。

一週間後の水曜日を楽しみにしながら…

飲み会はまた次のお話で

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ