属性
これからの会話は「」で行います。
「それでは、属性を詮索させて頂きだきます。先に私が行いますのでご覧下さい。」
エヴァンナは用意されてある丸い水晶玉に手を置いた。
水晶から文字が浮かび上がってきた。
《名前・エヴァンナ・アディストリア
年齢 14
性別 ♀
出身 アディストリア公国 城の中で生まれる。
職業 アディストリア公国第一王女
月の精霊に愛されし巫女姫
レベル 12
HP 34 MP 68
技 召喚
祈り》
次に兄が手を置いた。
《名前・シズヤ・スズキ
年齢 17
性別 ♂
出身異世界地球の日本
職業 学生 高校3年
へたれな勇者
レベル 1 ……情けない
HP 10 MP 2
技 なし》
その場にいて文字が読める者皆が心の中で思った。
「「 へたれな勇者、大丈夫なのかっ!…しかも情けないと辛口だった。」」
次に静華が水晶に手を置いた。
《名前・シズカ・スズキ
ペンネーム ジュリエット・シャーロック
年齢 16
性別 ♀
出身 異世界の地球日本
職業 学生 高校2年
アマチュアのBL マンガ作家将来有望
聖女
レベル5
HP 18MP 8
技 72時間不眠不休で創作活動ができる。》
その場にいた文字が読める者皆が心の中で思った。
「「なんか凄い!BLとはなんだ。勇者より強いのは何故なんだ。」」
最後に末っ子の雫が水晶に手を置いた。
《名前 シズク・スズキ
年齢 10
性別 ♀
出身 異世界の地球 日本
職業 児童 小学5年
レベル 10
HP 30 MP 22
技 正面打ち一教表
突き小手返し
横面打ち四方投げ》
その場にいる文字が読める者皆が心の中で思った。
「「知らない技だ何なんだろう」」
末っ子の雫は文字が読めない。
上の兄と姉は知ってる雫は合気道を習ってることを。
二人は互いに同じことを思った。
( 我が妹よ!強く育ったなぁ。)