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ようこそ

《ようこそ、いらっしゃいました。

勇者様、聖女様、この世界をお救い下さる救世主様方、このときをお待ち申しておりました。》



と、金の煌めく長い髪に透けるような白い肌。綺麗な濃い青い瞳をもつ。フランス人形のような美少女がこちらを見て、話していた。



鈴木三兄妹は本能で悟った。




〈 見なかったことにしよう!

聞かなかったことにしよう!

何もなかったことにしよう!〉





関わらないほうが賢明だ。



そう思い、エレベーターの閉じるボタンを押す。





が……閉まらない。




《残念ですが、使命を果たすまでは帰れませんですわ。》



先ほどのフランス人形似の美少女は言う。






そう召喚されてしまったのだ。


お約束の展開だ。


もう後戻りは出来ない……。

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