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倉石瑞稀と100のやりたいこと  作者: Masa(文章力あげたい)
文化祭編

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間話 とある彼女たちの話

 理想学園の始業式、登壇には新生徒会長ーーOOOOが立っていた。


 「⋯⋯前生徒会長のOOOOOは、この学校の生徒たちの自由を奪った、私達にとっては罪人です。 ⋯⋯しかし、私は思いました。 彼女は孤独な一人の女性だったと。 ⋯⋯もしかしたら、構って欲しかっただけではないかと⋯⋯」


彼女は語る。 前生徒会長のことをーー


 彼女は知っていた。 彼女の本心を、なぜなら自分もそうだからである。



 新しいクラスに着くーーと言っても彼女は、今まで不登校だったのだが、特殊な状況のため進級を許されていた。 



 担任の先生がやって来た。 生徒たちは席に座る。 しかし一ヶ所が空席のままである。 どうやら、転校生が来るらしい。


 「よし、入ってくれ! 自己紹介してください」

 「OOOO」

 「うん、続きをどうぞ」

 「特にありません。 席は⋯⋯あちらですね」


 そう言うと彼女は、席に座った。


 先生は苦笑しながら諦めて、話し始めた。 


 先生が退散した後、生徒会長は彼女の元に向かう。


 「OOさん、貴方の態度はいかがなものかと思います。 生徒会長として、見過ごすことは出来ません」

 「⋯⋯貴方は。 ⋯⋯別に関係ありません」


 そう言うと、彼女はどこかに行ってしまったーー


 生徒会長は思ったーー 絶対に彼女と仲良くなってやる、と。


 しかし、現実は甘くはなかった。


 生徒会長はやがて気づくーー 彼女との心は縮まらないことを。 そしてそれどころか、誰とも仲良くなれないことを。


 なぜなら、生徒会長は前生徒会長と同じで孤独な女性なのだからーー

 


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