表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
倉石瑞稀と100のやりたいこと  作者: Masa(文章力あげたい)
夏休み編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/121

誰にも見られたくない私 エピローグ

 「⋯⋯⋯と言うことなの。 わかる?」

 「えっと⋯⋯」


 彩乃が言いたいことは、私がことねに対して、罪悪感をもっていると言うことだったーー

 

 「へえー そうなの、貴方?」

 「瑞稀! 反省するのですわ!」


 気づいたら、二人も帰って来ていた。 姫様は興味深そうに、私を観察していた。 ミウミウは、たぶん雰囲気で文句を言っているだけだ。


 「まあ、貴方自身には認識はないはずよ。 でも、この世界は数々の因果で出来ているわ⋯⋯別の世界線の貴方の心の声が、強くて夢に出て来てもおかしくないわ」


 私は考えこむ。 夏休み前なら、笑って終わりに出来た話し。


 だけど、実際は私の目の前で起こっているーー


 「面白いわね。 彩乃、もっと私について話してくれてもいいわよ」

 「彩乃さん。 私はどうなのかしら? 緊張してきましたわ!」

 「櫻井美羽についてはなにも知らないわよ、ガチで」

 「そんな! ですわ!」

 「倉石瑞稀についても、あまり詳しくないんだけどね⋯⋯最後の演説が心に残ったから⋯⋯」

 

 彩乃が言うには、私はことねに対して謝罪するらしい?


 「姫様! 申し訳ございませんでした! これで終わり?」

 「瑞稀⋯⋯さすがの私でも、今ので終わりだとわ思いませんわ⋯⋯」


 ミウミウに一蹴された! ショック!

 

 「もう! 仕方ない瑞稀。 今回は諦めて、貴方のケアに集中するわ。 ⋯⋯私のことは『私』に聴くし⋯⋯」

 「そうですわよ! 仕方ないですわね瑞稀!」


 ミウミウは大人しく寝てていいよーー ってなにするのミウミウ!


 「今まで、見たことがない、表情をしますのねーー 大丈夫ですわ。 貴方が思っているよりも、私は貴方のことが好きですわ。 ⋯⋯だから、大丈夫。 自分の本心と向き合って。 ⋯⋯そして私たちに本気で、向き合ってくださいまし」


 そんな! ずるいよミウミウ。 私、ミウミウだけには、弱みを見せたくないのにーー


 

 『朝だよ! 瑞稀ちゃん!』

 「ことね! おはよう!」

 『わあ! 瑞稀ちゃん! 朝から元気だね!』


 私は、空を見上げる、空ってこんなに綺麗だったのかーー




 

 「うむ、これじゃないな⋯⋯」

 『田中幸子。 なにを悩んでいるのですか?』

 「こっち来たの? エターナルパーフェクト様」

 『エタナって呼んでください』

 「はあ? なんで?」

 『瑞稀に命名していただきました』

 「瑞稀⋯⋯なにしているんだ、神に命名をしたら大地に縛られるぞ! 最悪じゃないか。 アイツ帰って来たら反省会だな」

 「サッチー! 本ここに置いていい訳?」

 「ええ。 ありがとう、ゆいゆい」

 「本当よ! 私を顎で使うなんてのは、アンタたちぐらいなんだから」

 「せっかくの休みなのに、すみません」

 「いいえ。 この書物はとても学びがあるわよ、今度瑞稀に読み聞かせるわ」

 「貴方たち、いつからそんな仲良くなったんですか?」

 「そう言うアンタもずいぶんと仲良くなったようじゃない⋯⋯でその物体はなに? なんだか、イライラするのよね、昔を思い出すから⋯⋯」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ