大食い選手権 日本予選
「さあ! 始まりました! 大食い選手権日本予選開幕です!」
「実況は私、倉石が担当させていただきます! よろしくお願いします! この開催地⋯⋯理想学園体育館はこの地において、数々の伝統のある場所でございます。 ⋯⋯今日は、その管理者⋯⋯川端ことね様を解説役に、呼ぶことに成功いたしました! ⋯⋯川端様、本日はよろしくお願いします!」
「ええ。 どうも⋯⋯倉石のお父さん⋯⋯」
「娘がいつも世話になっております! さあ! 続きましては選手の紹介です!」
「北ブロックからやって来たのは⋯⋯ウルフマンだ!」
「ウルフマンさん! 本日の体調はいかがですか?」
「飯、前、喰、終」
「飯が前にあります。 私はそれを喰らうことで、終わりにします」
「ウルフちゃん! 解説ありがとうございます!」
「ふふ。 当然よ! 私たちは今、英語を勉強しているの⋯⋯そう、この大会は言わば通過点。 私たちは先を見据えいるのよ!」
「続きまして! 南からやって来たのは⋯⋯運動連合会だ!」
「よっす! ここは賑やかだね! 我々は緊張してきたよ⋯⋯」
「会長の海会さん! ようこそお越しいただきました!」
「⋯⋯旧友の黒幕とも、会いたかったからね⋯⋯ついでさ」
「海会さん。 本日は、運動連合会全員で参戦と言う認識でよろしいでしょうか?」
「ははは、面白いことをいうね君! ⋯⋯まあ、それほど強い相手が来れば考えるよ⋯⋯」
「次は、みなさんご存知! 大食い会の有名人⋯⋯西の安藤兄弟だ!」
「「「「「「「「「「こんにちは」」」」」」」」」」
「⋯⋯え、安藤さん。 本日の意気込みを一言お願いします!」
「「「「「「「「「優勝」」」」」」」」」」
「ありがとうございます!」
「さあ! 最後に紹介するのは、突如現れた超新星⋯⋯櫻井美羽だ!」
「ご機嫌ようですわ」
「美羽さん。 本日の意気込みはいかがですか?」
「瑞稀のお父様、私は優勝などと、考えておりませんの。 ⋯⋯唯、そこに美味しいご飯がある、それだけですわ⋯⋯」
「本日はファミレス『大喰らいね』のご協力のもと開催いたします。 さあ、ルールを説明しましょう。 ここに大量の白ごはんがあります。 選手はご飯をよそい、軽量機で重さを測っていただきます。 最終的に一番の大きさを食べたチームが、優勝となります」
「⋯⋯疑問があります」
「川端様? どうぞ」
「今回の選手たちは、人数の差が激しくないでしょうか? 明らかに美羽に不利な状況のように見えますが⋯⋯」
「まあ、大丈夫でしょう!」
「ええ? どう言うことかしら⋯⋯」
「さあ、まもなく試合開始です! みなさん席に着きましたか? それではこれより開幕です」




