生徒会の方針を議論しよう!
37、議論をしよう
「さあ、ここからが本番! みんなで生徒会の方針を決めるよ! ⋯⋯実はもう、考えてきたんだ!」
「⋯⋯ほう。 これは、生徒会長様のお手並み拝見だな」
「期待しておるぞ! 生徒会長殿」
(一体どんな政策が出て来るのかな?)
「⋯⋯みなさん。 期待しない方がいいですわよ。 瑞稀の考える方針なんて碌なもんじゃありませんの!」
まあ! ミウミウったら意地悪だよね。 ーーここは、私の腕の見せどころかな! 私は黒板に文字を書く。
理想学園生徒会 テーマ・自由ファーストの楽園を創造する!
「自由ファーストね⋯⋯」
「クク。 楽園とは、陽気な響きよの」
(私はいいと思うけど? とてもいい雰囲気だわ)
「⋯⋯く! もっと、ツッコミたくなる内容が来ると思ってましたのに! なんか、普通ですわ!」
ミウミウさ、私のことをなんだと思っているの?
「ミウミウ! 私は学園のことを考えているのよ!」
「瑞稀! そうでしたのね⋯⋯ 私は貴方のことを誤解していましたわ!」
「生徒会長さん、自由とはなんだい?」
ミウミウを落ち着かせて安心していた、私に聞こえてきたのは、柳田庶務の声だった。
「自由・楽園・創造。 どれも耳にはいい言葉だね。 ⋯⋯でも、それだけだ。 君のビジョンにはそれが見えているのかい?」
ニタニタと軽薄な態度の彼に私は答える。
「はい! これから、生徒会一大目標を提示させていただきます」
私は、黒板に力を込めて文字を書く。
38、文化祭のアップデートさせよう
「クク。 中々、面白いことを考えるのだな」
(アップデート? 具体的に聴きたいかな)
「私は理想学園の文化祭の現状に疑問があります! もっとこの催しは、大々的にすべきなのです! 有志を募り、この土地のお祭りにします!」
「ハァ。 瑞稀、なにを言っていますの? そんなこと出来る訳⋯⋯」
「⋯⋯なるほど。 だから俺たちを選手した訳か」
「はい! その通りです! 柳田庶務!」
流石、柳田庶務。 すぐに私の言いたいことを理解してくれた。 田中書記も榊原会計も同様だ。
「え? なんですの? みんな納得した表情をして⋯⋯ 瑞稀! なに、してやったりな顔をしているんですの!」
「いい、ミウミウ。 柳田家の力を使い有志を集め、アイドルで客を集める。 完璧よ!」
「クク。 我も、少しばかりコネがあるからな。 微力ながら、助力しよう」
「ありがとうございます!」
「マジですの? みんなやる気ですの?」
ミウミウは、口をあんぐりさせて呆けている。 ーーお灸を据てやろう。
「ミウミウには、文化祭のイメージキャラになってもらうからね。 ⋯⋯うん? 何をするのかって? そんなのいつも通りで問題ないよ!」




