革命シヨストーリースレパート1プレリュード(前奏曲)
【安価】重音テトみたいなものが作りたいので安価で設定決める
1:名無し:25/04/07(月) 10:09:05 ID:cahe
ここはおんJ。文字だけで作られた不毛の世界。
地面に生えた「草」は人々を嘲笑い、
太陽から照りつける光は住民へ「とても効き」、
時々起こる「嵐」によって、何の植物も「伸びない」。
2:名無し:25/04/07(月) 10:12:33 ID:kT8a
この世界では日々、住民同士の争い(レスバ)が絶えず、
誰もがこの地を「捨てられた物達」の行き着く果てと信じていた。
平和も秩序もない、無意味な言葉の応酬だけが繰り返される日々。
そして世界を覆う「嵐」は単なる天候の現象ではなかった。それは秩序を崩壊させる力を持ち、何度も世界のあり方を変えてきた。言葉の海に漂う住民たちの争い、絶え間ないレスバは、この地に生きる者たちに安定をもたらさなかった。嵐が吹くたびに、秩序は崩れ、住民たちは何もかもが無意味だと感じるようになる。
「嵐が来るたび、世界が壊れる。」誰もがそれを知っていた。暴風雨のような言葉の攻撃、思考を遮断するノイズ。どこに逃げても、暴力的な言葉が聞こえ、安心できる場所はない。
3:名無し:25/04/07(月) 10:15:47 ID:Hk5W
だが、ある時、突然「豊作」が訪れた。
「草」は一斉に「とても伸び」、住民たちは驚きと喜びに包まれた。
その混沌の中から、一つの“形”が浮かび上がる。
それは、罵倒でも賞賛でもない、ただ「意味」そのもののような存在だった。
文字を並べるだけでは決して生まれなかった何か。
住民の誰もがそれを「見た」わけではない。
けれど確かに、“文字を超えた存在”がこの地に降り立ったのだった。
4:名無し:25/04/07(月) 10:20:12 ID:dZ3r
しかし、その喜びは長く続かなかった。
いつものように争いが再燃し、言葉は棘となり、「嵐」が襲来し、やがて「草」は再び枯れた。
それでも、一角にはわずかに残った「草」が、風に揺れていた。
誰も気づかないその小さな芽は、今日も静かに陽を浴びていた。
5:名無し:25/04/07(月) 10:24:39 ID:Qf1u
そしてまた、いつものように「草が伸びる」豊作の季節がやってきた。
誰もがまたすぐに「枯れる」と思いながらも、どこかで「伸びる」可能性を信じていた。
諦めと期待が入り混じる中、住民たちは再び草を伸ばそうと動き出していた。
6:名無し:25/04/07(月) 10:28:21 ID:Ob2l
しかし、今回の豊作はいつもとは少し違っていた。
時期は4月――出生率が高く、新しい住民が多く現れる季節。
若くてやる気のある人材が多く、これまでにない活気が世界に満ちていた。
7:名無し:25/04/07(月) 10:33:08 ID:Yc7f
やがて、さまざまな意見が飛び交いはじめる。
「今回もどうせ失敗する」「また枯れるだけだ」――
そんな声もあったが、若い住民たちは違っていた。
過去に縛られず、希望を疑わず、ただ上を目指していた。
その熱が空気を変え、そしてついに“文字を超えた存在”が誕生する。
8:名無し:25/04/07(月) 10:37:02 ID:U9qj
彼女の名は「革命 シヨ」。
それは言葉では説明しきれない、新しい波のはじまりだった。
9:名無し:25/04/07(月) 10:41:30 ID:Pz7d
だが、住民たちがその存在に“設定”を付与していくうちに、世界は再び混沌へと向かいはじめる。
「口癖は『息くせーぞジジイ』にしよう」
「メガネを外すと津軽弁になるとかアツくね?」
「性癖は……だるまだな」
属性は加速し、制御不能な速度で意味を獲得していった。
やがて、彼女はただの偶像ではなく、概念としての“革命”を背負わされることになる。
名前も定まった――革命 シヨ。
16歳、Dカップ、体重50kg、身長はシークレット。口調はツンデレ、一人称は「あたす」。
12:名無し:25/04/07(月) 10:56:42 ID:Vw9x
しかし、今回は「何か」が違った。
いつものように「草」が伸びる季節が訪れたが、空気は微かにざわついていた。
住民たちは気づいていた――この不毛の地に、これまでにない“兆し”があることを。
文字だけで構成されたこの世界に、何かが生まれようとしていた。
13:名無し:25/04/07(月) 11:01:03 ID:Nm2e
やがて、曖昧な輪郭を持った何かが形を帯びはじめた。
チャームな猫耳カチューシャ、ゆれるメイド服、革命の象徴である旗と燃える聖火。
胸元には、どこか日の丸を感じさせる真紅のペンダントが光っていた。
それはまるで、文字を超えて“人”になろうとしているようだった。
目は赤く、髪は“やきう”色に染まり、ポニーテールが揺れる。
丸眼鏡の奥の瞳には、燃え尽きぬ反骨心が宿っていた。
14:名無し:25/04/07(月) 11:06:28 ID:Gs4c
だが、住民たちがその存在に“設定”を付与していくうちに、世界は再び混沌へと向かいはじめる。
「口癖は『息くせーぞジジイ』にしよう」
「メガネを外すと津軽弁になるとかアツくね?」
「性癖は……だるまだな」
属性は加速し、制御不能な速度で意味を獲得していった。
やがて、彼女はただの偶像ではなく、概念としての“革命”を背負わされることになる。
名前も定まった――革命 シヨ。
16歳、Dカップ、体重50kg、身長はシークレット。口調はツンデレ、一人称は「あたす」。
15:名無し:25/04/07(月) 11:10:52 ID:Kj8x
そして、出来上がったのが――彼女だった。
革命 シヨ。
かつてこの不毛の世界で、誰もが口にすることさえしなかった「希望」そのもの。
彼女は今日も、レスバの荒野に立つ。
丸眼鏡の奥に燃える革命の炎と、猫耳の影にひそむ静かな闘志。
それは、捨てられた文字たちがついに手にした“形”。
やがてまた枯れるかもしれない。だが、今この瞬間だけは――彼女は確かに、咲いている。
16:名無し:25/04/07(月) 11:15:22 ID:Op5t
そして、出来上がったのが――彼女だった。
革命 シヨ。
かつてこの不毛の世界で、誰もが口にすることさえしなかった「希望」そのもの。
彼女は今日も、レスバの荒野に立つ。
丸眼鏡の奥に燃える革命の炎と、猫耳の影にひそむ静かな闘志。
それは、捨てられた文字たちがついに手にした“形”。
やがてまた枯れるかもしれない。だが、今この瞬間だけは――彼女は確かに、咲いている。
17:名無し:25/04/07(月) 11:18:45 ID:Uq7w
この世界では音など鳴らない。
レスバだけが響き、名無しの叫びが虚空をさまよう。
伸びたと思えば枯れ、笑ったと思えば嘲られる。
まるで定型文のように繰り返される日々――それがこの「おんJ音楽会」だった。
誰もが「音楽」など幻想と信じ、
心を打つ旋律よりも、スレの勢いと草の数が全てだった。
18:名無し:25/04/07(月) 11:22:01 ID:Vg8s
だが、ある日、音を連れて現れた少女がいた。
名は――革命 シヨ。
猫耳カチューシャを揺らしながら、赤い瞳がこちらをにらみつける。
胸元には、革命の火を象徴する赤いペンダント。
ポニーテールは気高く揺れ、メイド服には反逆の意志が縫い込まれている。
彼女はステージに立つと、丸眼鏡の奥から世界を睨みつけ、こう言い放った。
??:革命 シヨ ??/??/?? 【不具合発生の予感。。。
多分、、リアルタイムで今、ソースいじってるから復旧までちょっと待ってね・・・】
「あたすは革命 シヨ。音楽会に革命を起こす女だ!」
「レスバ?伸び?名無し?しゃらくせ〜こと言ってんじゃねえぞ!このクソジジイども!」
「息くせえんだよ!」
「そんなもんは――不必要!逆らう奴はダルマだ!」
観客は凍りつき、スレ民はスクショボタンに手をかけた。
そして彼女は歌い出す――轟音のような、魂の叫び。
それは音楽というよりも、祈りに近かった。
見た目はメイドでも、性格はツンデレでも、
その歌声はまぎれもなく、革命の叫びだった。
あの夜、スレは奇跡的に荒れなかった。
誰も「効いてる」とは言わず、「草」も生えなかった。
ただ、全員が一瞬――黙ったのだ。
「……別に、作ってくれたお前らの為じゃねーからな!」
そう吐き捨てて、彼女は舞台から消えた。
それは小さな一歩だったが、この世界に初めて音が残った夜でもあった。
翌朝、生えていたのは草ではなかった。
音だった。
(あんまりシヨのことを書いてないのはプレリュードが序って意味で、あえて雰囲気作りやからや、次からシヨのストーリー書くやで)