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  作者: ワーグナー
2/5

第1話 時

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」


現在、俺達は賭けをしている。

どの球が出るかによって賞金が決まる運の勝負だ。


『26番!!』


「よっしゃー!!」

「ちぇっ、またお前が当たったのかよ・・・。」

「つまんねぇ〜。」


当たった山本輝義やまもと てるよしは興奮しながら賞金を受け取りに行った。

一方、俺{緒方健一おがた けんいち}と、小野明おの あきらはまたしても

ギャンブルに負けた。これで3連敗。


一万円も掛けていたのにこれじゃあ大損だ。

しばらくすると賞金3万5千円を手に入れた山本が戻ってきた。

「お前ら本当に運無いな!!」

「「うるせぇ!!」」

・・・とは言ったものの、内心は悔しかった。


俺は4月で高校2年生になる。

俺達3人は、小・中・高と同じ高校。

3人とも成績ギリギリで高校2年生に進学出来た。

俺達は短い春休み中、ギャンブルに、はまっている。


すると、アナウンスが聞こえる。

『皆さん今日はSPなギャンブルがあります!!』

その瞬間、客からは大きな歓声が聞こえた。

耳をふさいでも、はっきり聞こえるキーキー声で叫ぶ客達。

『では、地下1階へ来てください!!』

「「「「「「「「「「「「イエーイ!!」」」」」」」」」」」」

続々と、客が地下に入っていく。

俺達、3人も地下へ向かう。

その時、緒方が入るのが最後だった。

すると、店のシャッターが閉まっている・・・。

どういうことだ・・・?

俺が地下に入ると店員が地下への入口を閉めた。

そして、地下へ降りていった。


この時、緒方達はまだ知らなかった。

これが地獄の始まりだったことを・・・。


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