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一行詩 詰め合わせ

作者: 宇野大江


最悪を想定しながら、どこかで期待していた


雨の日は晴れて、晴天なら雨がいい


あんなに楽しみだった予定も、近付けば無色の憂鬱


一年は早くても、一日は永遠


他の劇を批評できても、役を演じるのは難しいものです


急ぐのは常に、急がなくてもいい時


早く過ぎよと願っても、去った後の物足りなさよ


一日がもう少し伸びたら、と祈る午後二十三時


寝付けず明けた夜の怨念


勇んで身構えている時ほど見えない失敗が待ち構えているものです


何も信じず、そしてどこまでも歩いていける愚かさよ


生きる理由、探す為に生きてる


小骨のように取るに足らぬ、圧迫感の始末の悪さ


美味い物は別々に食べたい


悲惨なことほど泣けない


我が身一つで駆けずり回る、野山の不便の楽しさよ




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