【コラム②】武田騎馬隊……実際に存在したの!?
騎馬隊は存在したのか!?
これは少し前まで『No』でしたが、最近『Yes』になってきています。
理由としては多分、歴史学者さんの政治的な問題だと思います。
それを除けば、やはり木曽馬などの在来種が、甲冑などの重量を課した場合には、速度などでサラブレッドをしのぐという計測結果が出ているのが大きいと思います。
他には、『馬防柵』という言葉が一次資料に明記されていることです。
なんらかの形で、当時騎馬武者が恐れられていたことが事実としてあるわけです。
実は、以前から解っていた事実ではあるのですが……。
逆説的に、何故『No』だったかと言えば、日本には鐙などの優秀な馬具が無かったことが大きいです。
これは、太古の騎馬民族も同じなのですが……。
他には、運用面が大きいのです。
例えば武田軍は最大3万人を動員しましたが、騎馬武者は総計で三千名。
十分と言える数ですが、これが各隊に分散配置されています。
当時の部隊編成は、手柄や責任の立証所在の関係上、兵種ごとの集中運用が限定されてしまっていたのです。
つまり、以前はこの分散配置がネックだったのです。
騎兵は集中運用しないと効果がない……。
……みたいな話だったのですが、これは広大な平原を持つ中国や欧州に照らした考え方なのです。
そもそもが狭い戦場ならば、それに比例して少ない騎馬武者で効果が上がるはずです。
日本は平原が少なすぎて、ボウガン(弩)が普及しなかったほどの山国なのです。
ちなみに、いまの平野部分はだいたいが江戸時代以降の埋め立て地です。
……本当のところは、当時の誰かに聞きにいかないと分からないのですが、現在では騎馬武者の有効性が優位な情勢であるようです。
……人気ないぞ! この作品! (;'∀')ww
予想以上の不人気でヤバス ><。