表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢幻の戦国記  作者: やっさん
第一章 時空転移
7/167

江湖之人

井戸で水を汲み 顔を洗うと

ふとズボンのポケットに入れているタバコの事を思い出し 火を点けた。


ー ふぅ…俺のステータスは良いとしてメニューからフミさんや泉のステータスは覗けるのだろうか?


とメニューを開いてみる事にした。


ー と ここの村は高田村ってのか? んで…あったあった まずフミさんはと…


・ステータス

名前…フミ

職業…農民

Lv…3

武力…6

統率…2

知力…8

魔力…9

体力…11

速さ…9

幸運…12


特技一覧…

◯武術…なし

◯魔術…炎術1

◯争術…なし

◯一般…植物の知識1

◯固定特技…なし



ー ん?レベルも低いけど ステータスも低い?次は泉を…


・ステータス

名前…泉

職業…農民

Lv…2

武力…7

統率…3

知力…7

魔力…4

体力…13

速さ…10

幸運…16


特技一覧…

◯武術…なし

◯魔術…炎術1

◯争術…なし

◯一般…なし

◯固定特技…??? ???



ー んー? 低い… 。 けど泉の方は固定特技に俺と同じ【???】が付いてるなぁ…

他の人は どうなんだろ… 越後って事は上杉謙信とか? いや長尾景虎?まぁ どっちか知らんけど検索検索と…あった



・ステータス

名前…上杉謙信

職業…大名

Lv…?

武力…?

統率…?

知力…?

魔力…?

体力…?

速さ…?

幸運…?


特技一覧…

◯武術…?

◯魔術…?

◯争術…?

◯一般…?

◯固定特技…?



ー 今度は【?】ばっかりだけど 【???】とは違うなぁ…なんで見えないんだろ?



悩みながら唸っていると タバコの火が指を燻し我に返った。




家に帰り 朝食をいただくと

父親の直治が口を開いた


『龍さんは旅の方との事ですが このあと どちらに向かわれるのですか?』


『えぇ…町に行ってみたいと思ってます』

この時代の町に興味もあるが まずは町で情報を集める必要がある

どこの勢力に仕官する隙間があるかを調べないとならないのだ。


『町なら ここから半刻程 歩いた所に直江津の町があります ここらじゃそこが一番大きいでしょうなぁ』


(半刻?)とは思ったが (そうだ この時代は 一刻が2時間だ)とすぐに思い直した。


『それでは 食べ終えたら すぐに向かってみる事にします』



『え もう行っちゃうの!? 』

泉は目を丸くして 甲高い声を上げて驚いた


『うん』(あまり 長居しても迷惑をかけちゃうから)

と答える前に


『私も付いてく!』と

凄まじい速さで言葉を被せられた


『あぁ 道案内してあげなさい あまり遅くなるんじゃないよ』


『大丈夫!』


ー 10代は元気だなぁ… 俺にもこんな時代があったよな と30代前半の龍は感慨深げに泉を見て 道案内を頼む事にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ