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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第一章 時空転移
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暗中模索2

翌朝 客間で目覚めると 寝る前に色々とメニューについて検証してみた内容を思い返した。


・メニューを開くと時間が止まる

・しかし 何か行動を起こすとメニューは自動で閉じ 刻は動き出す

・顔だけ動かし 辺りを見渡す程度だとメニューは閉じない


時間停止に関しては こんな感じだけど…ヘルプに色々と機能説明が載っていた事にも衝撃を受けた。



ヘルプ→情報→勢力 と開いて行くとその土地その土地の大名や城主 家臣 果ては浪人 農民まで名前が見れた

その事にも驚いたが メニューは固定スキルでのメニューであり 泉が言っていた

巫女が覗けるステータスとは別物であった


そら そうだ その土地の家臣や情報を誰でも覗けたら大変だ

特に戦争に関してなら尚の事だろう。



ヘルプを読み進めて行くうちに半分以上は まだ何の事を説明しているのかは分からなかったが 最後のページに ようやく龍へのメッセージが載っていた



ヘルプ→その他→最後に


・最後まで機能説明を読んだ事に感心したぞ。

思えば 時間がなかったとは言え 昼休みで気持ち良く寝ている最中に 突如この世界に拉致ってしまった事については悪く思う。

しかし 本当に時間がないのだ

悪いが 元の世界に帰りたいなら早いトコ ちゃちゃっと この世界の日本を統一して民に平穏を与えてあげてくれ。

民は戦争に疲れておる

その民から安寧と言う名の魔力を受けワシは生きておる。

すまぬが お主をこの世界に呼んだ事により

ワシの最後の魔力は尽きかけた

なので このヘルプと言う名のメッセージに願いを込め 其方が必ず願いを叶えてくれると信じておる

では 頼んだ…おやすみ

ー神よりー




ーどんな説明の仕方だよ…微妙に軽い感じだし…

昨日そのメッセージを読んだ事を思い出すだけで 頭が痛くなる

しかも 統一て…誰か大名を選んで 家臣になって統一でも目指すかね

俺が大名として統一しろとは書いてないしなぁ…


昨日の1日が余りにもヘビー過ぎて

朝 起きると元の世界に戻って居たんじゃないかと期待したが 残念ながらそうならなかった

この世界も現実なんだろう


ー顔でも洗って目を覚ますか


龍は立ち上がり 家族に挨拶したあと

外にある井戸に向かった

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