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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第二章 関東争乱
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堅忍不抜2

長野 真田連合軍は再び平井城を目指し進軍する。


平井城へ向かった という情報は既に古河足利軍に伝わってるのだろう

まだ粘っていた平井城までの道程の途中にある城から足利軍は既に撤退していた。




平井城から南に2㎞程離れた所に高山城と言う城があり そこに足利本軍は陣取って居た。

長野真田連合軍は平井城へ到着すると

すぐに平井城の南西にある平井金山城へ向かった。


平井城6500 平井金山城 500+7千

と分散して兵を配置する形になる。



既に日は暮れ夜となっているので

決戦は明日以降となるだろう。






『こっちの兵力の2倍以上の兵士数を相手に連戦して来たけど足利軍はどうなのかねー?強いの?』

龍撃隊は平井金山城の麓にある村に泊まっていた。

足利軍の高山城に対しては前線地とも言える。



『さぁ…どうでしょうか?私には戦の事は分からないので…』


そう返すのも無理はないのかも知れない。

現代人の龍にも古河公方というのは良く分からない

元の世界の戦国時代では派手に活躍してないのだろう

関東管領という単語なら良く耳にするのだが…。



『まぁ 昌幸様が援軍に向かうと言うって事は勝つつもりがあるって事なんかね?』


『たぶん…そうです』


『よし んじゃま 今日はもう寝ようか 明日からどうなるか分からんしねー』


『はい…』






翌朝 建物から外に出て見るとチラチラと雪が降っていた。



『雪が降ったから全軍解散とはならんのかねぇ?』


『積もる事はないから 解散はないと思います…』

雫は冷静に答える。


ー あぁ…寒いの嫌だなぁ…





平井城ー平井金山城ー高山城は位置的に三角形の頂点にそれぞれ城がある感じだ。


山内上杉方としても 城に篭った大軍を攻めるのは容易ではないし

古河足利方としても 一方の城を攻めるともう一方に挟まれる形となり

両者ともに身動きの取り難い状態となり

龍が平井金山城に到着して3日間 小競り合い程度は数回あったが

本格的な戦いには未だ発展しなかった。

明日 明後日は更新が怪しい可能性が…

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