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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第一章 時空転移
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意気軒昂2

夜 龍と雫は またいつもの様に魔術練習をしていたのだが


今日は 一度に2つ3つの術を混ぜて出すとどうなるかを試していた。


前の 爆発する鉄砲の様な矢の時とは違い

別々に同時発動ではなく

そもそも混ぜると言う考えだ。


例えば 水術と炎術の魔力を混ぜて放出すると霧として出せるのではないかと言う事だ。




『イケると思うんだよなぁ』

と掌に魔力を集中する

(燃え盛る炎に水を撒き散らし そこから発生する水蒸気をイメージ…)


『出ろ!』


龍が掌に練った魔力を込めると

その掌から辺り一面に霧が勢い良く広がった

多少 魔力を練りすぎたのか 結構な深い霧になった。



『あらまぁ…やり過ぎたか』

まだ混合する事に関して

魔力の配分の適量を理解していない



『凄い霧ですね…』

雫はそう言うと風の魔力を 少し強めに込め

突風をイメージして風を起こす。



『おぉ 霧が晴れた サンキュー』




『次は…地術と炎術を合わせてみるか』


地術は地面を盛り上げたり 土を柔らかくしたり出来た。 しかし結構な魔力消費量なのか意外と疲れる術だったので

龍は あまり使わなかった。


しかし 地術と炎術を合わせると溶岩が産み出せないかと思って試してみる事にした。



『マグマをイメージ…』


両手に地と炎の魔力を込めそれを混ぜる…


そして一気に掌へと魔力を流し 外へ放出する…!



…。



『あれ?』

結果 何も出なかった。

いや 魔力だけは出たのだろう 身体は疲れている。

しかし 魔術としては何も具現化しなかった。



『んー…術の混ぜる割合とかあるのかな?』


『割合ですか…』


出るまで試そうとは思ったが

慣れない霧の魔術と地術の魔力消費が思ったより激しく


今日は家に帰り また明日 試す事にした。


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