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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第五章 因果応報
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驚天動地2

二日目、開戦と同時に劣勢に立たされた。


味方部隊は ほぼ全隊、何処かしらの敵兵と戦って居る為に休む暇がない。




『本格的にマズイなコリャ…』


このまま黙っていれば今日一日で今村城へ全軍撤退しなければならない事態に陥る可能性がある。


この状態で桐生城から援軍が来た所で状況が変わるだろうかと龍は考えて居た。



『龍様…北西の方で何かあった様です』


北から来ている武田軍と戦って居る為、最前線である龍撃隊より北西と言えば敵陣だ。


桐生城は北東の位置にあり北西で何かあるはずはない。



『ん、北西? お 本当だ…なんか武田軍か誰かと戦ってない?』



『…援軍が来てくれたのでしょうか?』



『あの方角から?』



『…今度は輝子さんでしょうか?敵本陣が騒ついて居ます』


北西の騒ぎは分からないが桐生城と大胡城のの部隊が予定より早く敵本陣に到着し攻撃を仕掛けた様だ。



ー さて、兵数では まだコッチが劣勢だけど本陣を襲われて アイツはどう対処するかね?



本陣を攻撃されたからと言っても このまま変わらずにコチラを攻め続ければ今村城を落とせる可能性はある。


しかし現代人の山本勘助に自分の命を(多少)賭けれるかどうか…だ。



『雫、幸村に伝令だ《敵兵が引いたら婆さんの救助を頼む》と伝えてくれ』



『はい…』





それから間もなく 敵両翼の攻撃が緩くなった。

緩くと言うより 本陣方向と謎の援軍の方へそれぞれ敵兵は向きを変え移動している様だ。



『流れ変わったな? 援軍の援護に行くってのもオカシな話しだけど行くか』


正面は左翼の由利隊に任せ、龍撃隊は正面から北西に真っ直ぐ進軍した。





『あの旗印はどこの軍だっけ?』


謎の援軍が掲げている幟は扇子と言うか扇の様な形をしている紋様だった。



『あれは…長野業正様の家紋だと思います』



『…だよねぇ? って事は あの爺さん生きてたのか?』



『さぁ…生きてたとの報せは聞いておりません』



『アレが誰なのか、目的は何なのか、良く分からんけど味方してくれてるのは有難い』



謎の部隊は3千程度の兵数で およそ5千の武田の部隊と交戦している。


その背後を突く様に龍撃隊は攻撃を開始した。

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