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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第五章 因果応報
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武運長久

現状 武田に対する最前線の今村城に滞在している幸村から龍の元に報告が来た。


箕輪城、平井城、厩橋城辺りが騒ついていると。


秋の収穫を前に上杉との小競り合いも一時膠着状態になった。

そして収穫期が終わりつつある今、武田の主要な武将が上野の方に来ているらしい。




『スケさん、何て言う武将が上野に来てるんだろうね?』



『某の情報網では飯富虎昌、山本勘助、小山田信茂などだ』



『あらま 有名な奴らが来たのね…って事は上野を取り返す気って事か』



『うむ、恐らくそうであろう。面子を見る限り武田が上杉と休戦協定を結んだとは思えないが龍殿よ どうする?』



『どうするったって攻めて来られたら撃退するしかないさ』



『うむ。ついでに上野から武田を駆逐してやろうか』



『また弥五郎に嫌み言われそうだけど そうした方が良いかもね』


嫌みと言うのは金銭的な事でだ。

戦は金がかかる。



『では すぐに各城に手配を致す。集合場所は今村城で良いかな?』



『オッケー それで手配しといてくれ』





飯富虎昌と聞いて 龍は ふとあの戦いを思い出した。


(そう言えば あの時に1対1で戦ったあの凄い奴は飯富虎昌って名前だったよな…)



今度は上田合戦の時とは状況が大きく違う。

兵力もこちらが上になるだろう。


しかしあの時と同じ様に飯富虎昌が大きな槍で暴れ回り、味方の兵に大きな損害が出るなら

龍が直接 止めねばならないのかも知れない。


あの男とマトモに相手を出来るのは龍と雫、佐竹義重くらいのもんだろうか…?


(そういや 味方の強さって知らないや…気にした事もなかったけど)



普通はそうだろう。

戦で重要なのは統率力や判断力など兵を動かす能力であり個々の強さなど気にする必要は特にない。


真偽は別にして三国志の時代ではないし一騎打ちをする事などないのだ。




(それに山本勘助…あいつムカつくからボッコボコにしてやらんとなぁ)


こうして思うと龍は案外 血の気が多いのかも知れない。

別に普段から無意味に短気を起こすわけでもないし戦う事が好きとも思っていない。


しかし なにやら心の底から燃え上がる物がある。




『雫、上田の復讐戦になりそうだな』



『はい…』



『龍撃隊を集めて今村城に来てくれるか、俺は先に今村城に行ってるよ』



『分かりました。お気を付けて』




まずは幸村から直接情報を貰うため、龍は単身 今村城へと向かった。

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