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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第五章 因果応報
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偕老同穴

龍達の軍勢は金山城から一番近い赤堀城に辿り着いた。


ここは通過地点だ。

あまり時間かけずにサッサと落として次の拠点へと向かう予定で居る。




『威嚇射撃二! …放てぇ!』


まずは城外に出て来ている武田の兵に向け龍撃隊から挨拶代わりの魔術砲を放つ。


鉄砲の射程距離外からの攻撃に堪らずこちらに向かい突撃して来るのが見えた。


が、その突撃を芳賀隊が正面から受け止め、幸村隊がすぐさま敵兵の左横っ腹を食い破る様にぶつかって行く。



武田方の兵が散って行くと今度は再び龍撃隊が前に出て城門へと魔術砲を放ち軍勢が通れるほどの大穴を開けた。






赤堀城を落とした後、龍撃隊と幸村隊 芳賀隊などは大胡城へ、資正率いる本隊と古河公方残党組は今村城へと二手に分かれ各々の城を攻略する事となった。





『大胡城の城主は由良国繁と言うらしいです』



『由良? へぇ…聞いた事ある様なないような…』



由良氏は元居た世界での歴史物のゲームなんかには登場して居る。

おそらく龍はその事を少しだけ覚えて居るのだろう。



『そうですか、龍さんが知らないと言う事は戦が上手いとかでは無いようですね』



『うーん…聞いた事ある程度の名前だから…たぶんそうだと思うよ』



『大胡城が見えて来ました…全軍籠城して居る様ですね』



『龍撃隊が居るから、こちらとしては籠城してくれた方が楽で助かるんだけどねぇ』



『そうですね……あれ?使者が向かって来ます』



龍が視線を移すと幸村の言う通り城兵の使者が向かって来ているのが見えた。


『…降伏?戦う前から?』



『武田もまだ領民や兵をまとめきれて居ないのでしょうか?』





『お屋形様!大胡城からの使者の方がお出でになりました』



『あぁ…会うよ』



龍は急遽陣幕を張り大胡城からの使者を中へと招いた。



『俺が大将の三國龍だ』


龍はニコッと笑い使者に話し掛けたのだが、戦の最中に笑顔で挨拶され使者は少し怯んだ。



『う…僕は大胡城の城主 由良国繁と言います』



『由良…え?城主自ら来たの?』



『え?はい。城主です』


龍がチラっと雫の方を見ると雫が目で

(本物です)と合図を送る。



『はぁ…で、これから戦って時に城主さんがわざわざ なしたの?』



『…降伏したいのです。この大胡城と桐生城の領民を傷付けたくない』



『ん…降伏は認めると言うか むしろ助かるよ』


とは言ったが龍は少々気にかかって居た。

桐生城?領民?



『ありがとうございます』



『ところで桐生城もってのは?』



『はい。桐生城には母が居ます』


と言われても桐生城がどこにあるのかピンと来てないのだが。



『そうか、分かった。桐生城ってのは近いのかい?』



『はい、近いです。母が城代を務めているので是非会ってやって下さい』



『よし、なら行こうか』



ひとまず、大胡城の処理は芳賀隊に任せ

龍撃隊と幸村隊は桐生城へと向かった。

停電が昨日の22時過ぎにようやく直りました。

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