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夢幻の戦国記  作者: やっさん
第五章 因果応報
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捲土重来3

夏ーー。


武田家は2万程の軍勢で上杉家の窪寺城と言う名の城を攻めて居るらしい。


窪寺城は有名な川中島の北部に位置する城で元の世界の史実では川中島の戦いで上杉家の集結場所となっていた城だ。






『2万か…なら高崎城、平井城を中心に上野の地には2万前後は残ってるっぽい?』



『才蔵の話しでは上野周辺で武田が出陣可能な兵は25000と言う予想でした』



『そうか…』



龍達は主要な人物を集め関宿城内で作戦会議を開いていた。



『武田を攻めるとして、北条や北の地の磐城、岩代も気になるな』



『スケさん、磐城 岩代の城主達は強いの?』



『まだ強い勢力になる程に固まって居るわけではないが…』



『気になる程度って事ね』



『うむ、そうなる』


那須、佐竹の北側は有力所で言えば伊達、蘆名、相馬氏辺りが勢力を広げているが

その矛先は未だ此方には向けられていない。



『龍殿、北条が動いて来るならウチが相手をします。』



『お…そんなら晴朝、結城軍団は待機で良いのかい?』



『はい。三國方の主力は可能な限り上野侵攻に行って大丈夫です。北条の進軍の気配を感じ取ったら即 この関宿城に向かいます』



『うん。したけど 北条もあれだけの勢力だし攻めて来るとなれば結構な数で来るんでないの?』



『龍さん、北条は東へと勢力を広げたい様ですよ』


北条から東と言えば下総、上総、安房の事だろう。

北条としても三國と事を構えるよりは東へと侵攻した方が楽かも知れない。



『そっか、上野を取るなら今って感じなのね』



『うむ…今ウチがやれる事は…①北に領地を広げる。②上野侵攻。③北条より先に下総、上総、安房を取る…この辺りであろうな』



北に領地を広げるのは無意味などでは決してないが新たに敵を増やすのは少し厳しい。

その意味で北条より先に南東へ向かうのも北条に敵視され兼ねないよで得策ではない。


そうなると上野侵攻しか残されていない。


武田が相手なら大義名分もあるし、元から敵同士の様な物だ。



『うん、なら上野を平定しちゃおうか…草津の温泉に久々に入れるかなぁ…』


草津まで領地を広げれれば武田は甲斐、信濃の2国のみになる。


問題はそこからさらに武田の領地に侵入すると山岳戦がメインになる事か。


今は そこまで考える必要はないのかも知れないが。




『龍さん、温泉の為に僕も頑張ります』



『ははは、そうだなぁ。元 真田の領地だしね』




その後、上野侵攻は秋の収穫前にスタートし、収穫後に本格的に動き出す事に決まった。

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