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精巧な彼と彼女  作者: ぺんぺん
3/3

第3話 『機械の記憶』


「僕の両親は人間だ


子宝に恵まれず僕が作られた


最初は可愛がって貰えた


嬉しかった


しばらく経つと邪魔物扱いされた


悲しかった


機械なのに傷付くなぁ」



-------


「はい、チャイムが鳴ったから今日の授業はここまで〜!来週はP34から読んでもらうかなー」

授業が終わった


現代文の時間に有名なロボットの童話…

小さい頃散々聞かされたっての…


ん?小さい頃?

僕の小さい頃ってどんな感じだったか…



思い出せない



確か、童話の続きは…

教科書のページをめくる



「僕の両親は悪魔だった


娯楽の為に作った僕を


寿命がくるまでこき使い


記憶を消してリサイクル」



僕は記憶を消されているのか…?


「うう…」

何かを思い出せそうで思い出せない



とても大切なこと

忘れてはいけない事を忘れてる気がする

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