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少女は異世界へ【仮】  作者: アシェリート
4/4

少女は異世界へ

 目を覚ますとそこは森だった出口は見える範囲にあるので、多分神様が人が急に現れたらおかしいから森にしてくれたのでしょう。

 

 【えっと確か、あのウィンドウを出すには、ステータスオープンとあ出ました】

 

 私は、移動し始める前にステータスをもう一度確認しました。

 

 名前 ウル・M・フェネシス

 年齢 15歳

 種族 ヴァンパイアと九尾の妖狐のハーフ

 

 レベル 1

 Next 100→50

 

 ステータス【昼間、夜間は二倍】

 HP 100

 MP 350

 攻撃力 50

 防御力 35

 魔攻 100

 魔防 60

 器用 45

 速度 80 → 90

 

 スキル 【→後効果】

 経験値取得二倍

 必要経験値二分の一

 スキル経験値取得二倍

 速度アップ レベル1

 アイテムボックス

 魔力強化 レベル1

 魔力操作 レベル1

 鑑定 レベル1

 魔道具生産 レベル1

 重力魔法 レベル1

 

 固有スキル

 吸血

 蝙蝠化

 夜強化

 飛行

 夜目

 狐火 レベル1

 狐化

 

 【そう言えば、普通の人のステータスを知らないのですが、これは強いのでしょうか?】私は、独り言はあまり言わないのですがこれは、気になりますね。

 

 【とりあえず森から出ましょう】

 私は、出口の方に歩き始めた。

 

 見える範囲に出口があるので、何事もなく出ることが出来た。

 

 【さて、村か町は道なりに行けば着くのでしょうか?まーそれ以外の選択肢は、森を進むしかないのですから道なりに進みましょう】

 

  少し進んでいると、目の前に青いプルプルしているものが来た。

 

 【何でしょうかこれは】私は、青い物に触れようとした瞬間青い物が飛んで来た。

 

 【きゃ!】私は、驚いて尻餅をついてしまった。

 

 また、青い物が飛んで来て尻餅をついている状態だったので、動くことができず当たってしまった。

 

 どん、とプルプルしている見た目と相反して、鈍い音が鳴った。

 

 【きゃ!、いたた、見た目と違いかなり当たると痛いのですね】

 

 私は、鑑定を使うことにしました。

 

 【鑑定】とスキル名を言うと

 

 スライム

 種族 魔物

 

 と、簡易ではあるが私のウィンドウみたいなのが出てきた。

 

 【これが魔物ですか。えっと、重力魔法の初期は、グラビティーボールあ、発動しました】

 

 スライムは魔法一発で倒れた。

 

 【え!一発で倒してしまいました、魔攻が高いからでしょうか?、とりあえず、スライムを、アイテムボックスに回収して進みましょう】

 

 私は、スライムを倒した後また道なりに進んでいると人影が見えました。

 

 【すいません、町か村はどちらに進めばありますか】

 【ああ、お嬢さんが今向かっている方に町があるよ】

 

 私は、お礼を言い町まで歩き始めた。

 

 スライム以外の魔物に会うこともなく無事につくと、門の前に人の列ができていた。

 

 私は、前の人に訪ねた。

 【あの、この列はなんですか】

 【ああ、何でも盗賊が現れたらしくて、そのために町に入る検査を強化しているらしい】

 【教えて頂いてありがとうございます】

 【いいってことよ】

 私は、お礼を言い後ろに並んだ。

 

 並んでいると、私の順番になった。

 【お嬢さん、名前、出身、持ち物はないな、何をしにこの町に来たのかを答えてもらえるかな】

 【はい、ウル・M・フェネシスです。出身は、日いえ、森です目的は、今旅をしていて近くに来たのでよることにしました】

 

 【森ですか?】と門番のかたは、やはり聞き返してきた。

 

 【はい、産まれた時に森にいたので、出身は森だと思ったのですが違いましたか?】と私は、聞き返した。

 

 【いえ、そう言うことなら森でよろしいかと】と門番の人はなぜか涙を堪えて言った。

 

 【では、問題ないかステータスを見せて欲しいのですが宜しいですか】

 

 【はい構いませんよ、ステータスオープン】どうぞとステータスを門番の方に向けた。

 

 門番の方は、何故か驚いて【ありがとう】と言って私のステータスを見た後問題ありませんと言い町の中に通してくれた。

 

 【とりあえずこんな感じのファンタジーの定番では、冒険者ギルドがあるはずです、町の人に確認してみましょう】

 

 【あのすいません、この町に冒険者ギルドはありますか】

 【冒険者ギルドかい、この道を進むと赤い屋根のデカイ建物があるから、それが冒険者ギルドだよ】

 【ありがとうございます】

 

 私は、さっき聞いたとおりに進んでいると本当に大きい建物がありました。

 

 【周りの建物と比べるとかなり大きいですね】

 

 ウルは、建物を確認したあと、失礼しますと小声で言って中に入っていった。

 

 中に入ると、鎧を着て剣を持っている男性や、皮鎧を着て弓を持っている女性など色々な人がいました。

 

 【受付は、あちらで合っているでしょうか】

 

 私は、人が並んでいるところを見ながら行こうとすると

 【おい、嬢ちゃん】と呼ばれたので後ろを振り返った、そこには頭がツルツルで顔がとても怖い人が立っていました。

 

 【あ、あの何でしょうか】

 【ほらあんたは、顔が怖いんだから私が話しかけるって何度も言ってるでしょ】と後ろから赤い髪のキレイな女性が言って話しかけてきました。

 

 【ごめんなさいね、家の旦那は子供が好きで、こんなところに貴女みたいな小さい娘がいたから心配で話しかけたのよ】

 

 【いえ気にしないでください、そう言うことならしょうがないと思いますので。でも、私こう見えても15歳なのですけど】

 

 【ご免なさい、私てっきり十二、三歳だと思って】

 【お、俺もそれくらいだと思ってた】

 そう私はかなり小さいのだ、ノワールに来てから余計に小さくなったような気がする。

 

 日本にいた時は、155センチ

 今は、その時より小さいと思われる。

 

 【いえ、本当に気にしていませんから大丈夫です】

 

 【いや、そう言う訳にはいかない、お詫びになにかできることはないか】

と退くきは無いようなのでギルドの事を聞くことにした。

 

 私は、登録にあたって重要なことはないかと聞くと。

 

 1、登録にお金はとられない。

 

 2、ランクは、F~SSSまである。

 

 3、ランクの上げかたは、二通りあり、町の人が出しているクエストと、国が出しているクエストの討伐、もしくは収集のどちらかをクリアしていくと上がる。

 

 4、ランクによって使える施設がある。

 

 5、ギルド仲介のパーティーの場合ギルドカードによって経験値が分配される。

 

 【だいたいこんなところだろう】と怖い顔の人が説明してくれました。

 

 【ありがとうございます、受付も空いてきたので私行きますね】と私は、これ以上のお礼がないように駆け足で受け付けに向かった。

 

 【ええ、ああ】と二人は仲良く答えてくれました。

 

 少し並んでいると、私の順番になり受け付けのお姉さんが【どのようなご用件でしょうか】と声を掛けてきました。

 

 【えっと、冒険者登録に来たのですが】

 

 【分かりました、書類を持って来ますので、少々お待ち下さい】と席を外しどこかに行ってしまった。

 

 【お待たせいたしました】とお姉さんが書類を持って戻ってきました。

 

 【では、名前、年齢、種族、使える魔法を教えて頂いて宜しいですか、あ、名前、年齢、種族以外は必須事項ではないので、話したくない場合は話さなくても大丈夫です】

 

 【えっと、名前はウル・M・フェネシスです、年齢が15歳です、種族がヴァンパイアと九尾の妖狐のハーフです】

 

 【え!ええ、分かりました書類のほうは、大丈夫です次にこの水晶玉に血を一滴垂らして貰って宜しいですか】

 

 私は、はいと返事をしたあとナイフを受け取り指先を少し刺した。

 

 水晶に血を垂らすと光だし光が修まると机に1枚のカードがあった。

 

 【これで、登録は完了しました。カードを紛失しますと、銀貨1枚の発行手数料がかかりますのでおきお付けください】

 

 【はい、ありがとうございます】

 

 私は、受け付けを離れクエストボードに向かった。

 

 【うーん、でわ、スライムコアの収集依頼にしましょう】と依頼書を剥がし受け付けえ持っていった。

 

 【はい、問題ありませんでわ、お気をつけての前に先ほど言い忘れていたことがあります。常時依頼は、剥がさないで受付で言ってくれれば大丈夫ですので】

 

 【はい、申し訳ありません】

 

 【こちらこそ、すいません】と二人で謝り会いました。

 

 謝り会いも一段落したところで、私は門に向かいます。

 

 門に着くと先ほどの門番の人が立っていたのでご挨拶することにしました。

 

 【あの、先ほどはご迷惑をお掛けしました】

 

 【あ、さっきの、いえ仕事のうちなので気にしないでください】

 

 【はい、ありがとうございます】

 

 【これから、クエストですか?】

 

 【はい、スライムコアの収集依頼です】

 

 【頑張ってください】

 

 【はい、頑張ります】

 

 私は、門番の人とそんな下らなくも楽しい会話をしながら門をくぐり抜けた……。

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