パーティー増えます
本当に更新遅くなって申し訳ございませんでした
これからはしっかりと更新していく予定ですのでまたよろしくお願いいたします
本当に土下座……
土下寝する勢いで謝ります……
本当に読んでくださっている方がたには申し訳ありませんでした
戦闘が始まると人が変わる。
僕はたぶんそういう人間なのだろうと思う。
だって先程の戦いを見て胸が高鳴って思わず自分で乱入してその戦いを止めていたのだから……
そんな自分のことに驚きながらも更に驚いた様子で近づいてきたシズエに僕は引っ張られるようにしてその場から連れ去られた。
そしてそのままその後をついてきたレイラさんとエリンと共にノイの家にと戻ってきた。
そしてすぐに席に座ると僕を囲んで何故かみんながぐぬぬというような顔をする。
ちなみに既に外では先程決闘の騒動によってかなりの人がいるみたいだ。
それを慌てた様子の店主と奥さんが止めてくれている中で僕たちは、昨日僕が泊まっていた部屋に集まっていた。
中心には僕がいて、その周りをみんなで囲むという構図になっている。
そして話しが始まった。
「えっと、パラメータ見せてもらえます?」
エリンにそう言われて僕はステータス画面を開いて見せた。
「私よりパラメータが三〇も低いのになんであんな動きができるの?」
そしてそれを見たエリンはすぐに僕にそう言ってくるが、僕は首をかしげた。
それはなんでできるかというのが自分でもわからないからだ。
基本的に引きこもっていたけれど、体は動かしていたので動くことは動くのだけれど、それだけで先程見せたような動きができるのだといえばそれはありえない。
だけれど、相手の動きを完璧に読んで、それをうまくいなしてから更に反撃をくわえるというのは、それなりの戦いのセンスがなければできないことだった。
それを普通ではありえないような方法で行った僕はそれは傍から見れば、おかしなプレイヤーに見えるのかもしれないけれど、僕はなんであんなに綺麗に体が動いたのかというのがまだわかっていなかった。
そんな状態を見たエリンは諦めたようにため息をつくとスッとこちらに右手を差し出してきて
「先程のことはすみませんでした。
よければ私とパーティーを組んでください」
そう少し頬を染めながら口にするのを聞いた僕は嬉しくて笑顔になりながらその手を掴んで
「こちらこそよろしくお願いいたします」
そう口にした。
こうしてとりあえずはダンジョン探索などにおいて四方を全て確認できるという点での最低人数である四人でのパーティーを僕は組むことになった。