新しい仲間を①
更新遅れて申し訳ありません
諸事情により更新できませんでした
でも本日よりまた更新行っていく予定ですのでよければよろしくお願いいたします
日付が変わってから眠ったせいかまだ眠いけれど朝方に起きた僕は家の外に出る。
まだ日が登って間もないこの時間は一人で行動できる唯一の時間のようなものなので、ゆっくりと歩いてコンビニに行き、アイスとチョコに飲み物を買っておく。
これで今日のゲームもできる。
そう適当に考えて僕は家に戻ってそれらを冷蔵庫などにしまうとダイブギアをはめてログインした。
三回目とあってか、ログインの手際がそれなりにスムーズになるのを自分で感じながら中に入っていく。
ログインすると昨日と同じ場所、そうノイの家二階にある部屋にて目を覚ました。
「今日からは仲間も集めたりしたいから頑張らないと……」
そう口にして部屋から出た僕は早速いい香りに鼻をくすぐられて下に降りた。
この香りってコーヒー?
そう思い下に行くと、昨日知り合った主人が何やら少し特殊な機械にて豆を挽いていた。
そして主人の奥さんはお店の床を風魔法で掃き掃除していた。
おお、すごく便利だなと思いつつも僕もそっちに近づいた。
「お、おはよう。
昨日はありがとう」
「いえ、こちらこそ泊めてもらってありがとうございました。」
「ああ、それは気にすることないよ。
あ、それじゃこれ飲むかい?」
主人はそう言って今目の前で作業しているコーヒー豆らしきものを使って飲み物を入れてくれた。
僕はまず淹れたてのコーヒーの匂いに少し鼻をたてて、次に口に含んで思わず吐き出しそうになった……
えっと何これ?
思わず香りは無視してもう一口飲む。
すると味は紅茶だった。
えっとこれって香りはコーヒーなのに味は紅茶?
どういう飲み物?
思わず疑問に思って主人の方を見ると、イタズラに成功した少年のようにニヤリと微笑むと奥さんの方にパシリとチョップされている。
「ごめんね、うちのアホが……」
「いえ、気にしないでください。
最初はビックリしましたけど、これはこれっていう飲み物だって考えれば飲めますしそれに美味しいですよ」
そうこのコーヒー紅茶は最初はビックリするけれど、味はちゃんと保証できるくらい美味しいのでこれはこれでアリだとは思うけれど、やっぱり初見は吐き出しそうになるという飲み物だ。
そんなことを考えていると、昨日出会ったシズエとエリンが二階から降りてきた。