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回想1

ちょうど息子が生まれる2ヶ月前。早い目の産休を取らせてもらっていた。


マタ活をしようと思い、当時海外赴任から帰国した桃と一緒にランチを楽しんでいた時だった。


ちょうど営業周りをしていた慎太郎が、こちらをみているのに気がついた。



その日、慎太郎は帰ってきて開口一番に行った。


「お前何遊んでるんだ。遊ぶための休みじゃないんだぞ。家の仕事をしっかりこなせ。」



そう言った慎太郎にかなり腹が立った。



「久しぶりのランチなのに、なんなのその言い方。私だって外で友達とランチぐらいするわ。それをいうのであれば、臨月に近い私を放って飲み会に参加するあなたの方が、遊んでばかりいないで、買い物に行って重たいものを持ってちょうだい。」



ただ、そう言い返したものの、慎太郎の言葉は今でも鮮明に残っている。


妊娠中、産後の恨みは一生残ると言ったけれど、よく言ったものだ。



そうそう簡単に水に流せられなかった。


だからこそ、今回の離婚につながったのだ。



そう、私は慎太郎が許せなくなり、離婚した。



そのためには精神科の先生にも協力してもらったのだ。



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