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第88話 元剣聖のメイドのおっさん、弟子たちの戦いに乱入する。



「とりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」



 地面を蹴り上げ、高く跳躍し、上段に剣を構え―――グレイレウスの脳天に向かって、あたしは剣を振り降ろす。


 しかし、その渾身の力を込めて放った『唐竹』は、軽く身体を横に逸らされ、簡単に回避されてしまった。


 剣を振り降ろし、無防備となった背中にカウンターが来ると予期したあたしは、即座にバックステップで後方へと飛び上がり、その場からすぐに離れる。


 すると、回避の行動を取ったその瞬間――眼前を、横薙ぎに振られた小太刀がスルリと通っていった。


 鼻先が斬られ、鮮血が空中へと舞っていく。


 その痛みに顔を歪めていると、グレイレウスは、剣を振った反動を使い、空中に飛び上がって回転し―――――そのまま、横腹に強烈な回し蹴りを食らわしてきた。


「―――――――かはっ!!!!!」


 肺の中の空気を全て吐き出し、あたしは後方へとゴロゴロと転がって行く。


 背中を擦った痛みに耐えながら、すぐに上体を起こすと・・・・追い打ちを掛けようと、グレイレウスが地面を蹴り上げ、こちらに向かって走ってきている姿が視界に入ってきた。


「まずっ!!」


 あたしは膝を付いて、すぐに立ち上がろうとする。


 しかし、もうすでに、迫りくる小太刀の切っ先があたしの喉元に向けて突かれていた。


 片膝立ちの状態では、回避の行動をする隙も、足元に落ちている剣を取って防ぐ隙すらもない。


 何か他に打つ手は無いかと、そう、瞬く間の一瞬で思考を巡らせていた、その時――――――。


 突如、顔の横から、ひんやりとした水の弾丸が飛んで行った。


 グレイレウスはその水の弾丸に動きを止めると、即座に反応して飛び退き、水の弾丸を器用に斬り裂いていった。


 その様子に対して、背後にいたルナティエはチッと舌打ちを放つ。


 そして彼女は倒れ伏すあたしの前に立つと、手のひらを手刀のようにまっすぐと伸ばし、再びグレイレウスへと水の魔法を放っていった。


「混沌の濁流よ、我が敵を穿て――――――【アクア・ショット】!!」


 五本の指先から物凄い勢いで五つの水の奔流が撃ち放たれると、水の散弾は、容赦なくグレイレウスに向かって襲い掛かって行く。


 その攻撃魔法に対して、彼は逆手持ちを止めてまっすぐと刀を構えると、五連撃、目にもとまらぬ速さで向かってくる水の奔流を難なく斬り落としてみせた。


 完璧に魔法を防ぎきってみせたグレイレウスは、刀に付いた水滴をヒュンと振って振り払うと、あたしたちへと静かに視線を向けてくる。


 マフラーを風に靡かせながら、こちらを見据える、彼のその姿から発せられる威圧感は・・・・あの時、シュゼットから感じられた闘気と遜色がないほどの強者の貫禄が漂っていた。


 思わず、その闘気の圧に、あたしたちは同時にゴクリと唾を飲み込んでしまう。


「あいつ、想像したよりも速いわね。まったく攻撃の隙が見えなかった。・・・・一筋縄じゃいかないわね、ルナティエ」


「・・・・・」


「ルナティエ?」


「・・・・・なんで、なんでですの・・・・どいつもこいつも」


 ギリッと歯を噛むと、ルナティエはまっすぐと彼を睨みつけながら、あたしへと声を掛けてくる。


「・・・・立てますか、ロザレナさん」


「勿論よ」


 アイアンソードを杖替わりにして、あたしは立ち上がり、ルナティエの隣に立つ。


 ちらりと彼女の横顔を覗き見てみると、その顔は悔しそうに歪められていて・・・・いつも不敵な笑みを浮かべている彼女らしくもない、悲痛気な表情を浮かべていた。


 あたしはそんな彼女の顔を無表情のまま数秒間見つめた後、顔を逸らし、グレイレウスへと視線を戻す。


 そしてぽそりと、小さな声でルナティエへと声を掛けた。


「ったく。一度失敗したくらいでどうしたってのよ。何かあんたらしくないわね、ルナティエ」


「・・・・正直に言います。先ほどの貴方たちの剣戟は、速すぎて、わたくしの目には何を行っているのか理解できませんでしたわ。貴方は天才、そしてあの男は研鑽を積んだ天才。まったく、こうも簡単に凡人を絶望の底に落としてくるのですから・・・・貴方がた天才というものは、凡人であるわたくしにとって、憎らしくて仕方がない存在ですわ」


「あたしが、天才? そんなわけないでしょ。だって、さっき、グレイレウスに対して何もできなかったわよ? 貴方みたいに魔法で足止めすらできなかった」


「いいえ、貴方は間違いなく天才ですわ。・・・・わたくしは、五歳の頃から十年間、今まで毎日休まずに剣の修練を積んできましたわ。常勝の聖騎士、指揮官である、父に憧れて。ですが――――――貴方は、その十年間を、たった五日の修行で打ち破ってきた。フフッ、あの騎士たちの夜典(ナイト・オブ・ナイツ)の日の夜、わたくしがどれほど自分の才能に絶望したかお分かりですか、ロザレナさん。貴方は間違いなく、わたくしよりも才能に恵まれた・・・・天才の剣士ですわよ」


「・・・・・・・」


 あたしは、暗い表情で俯くルナティエへと顔を向ける。


 そして彼女の胸倉を掴み、そのままガツンと――――ルナティエのおでこへと思いっきり頭突きをお見舞いしてやった。


「うぎゃぁっ!? い、いきなり何をなさりますの!? このゴリラ女!!」


 あたしの突然の暴挙に、ルナティエは額を押さえてあたしから離れると、目の端に涙を浮かべてこちらをキッと睨みつけてくる。


 あたしはそんな彼女の前で、フンと鼻息を立て、腰に手を当てて仁王立ちをした。


「情けないわね、ルナティエ!!!! あんた、あたしから級長の座を奪うんじゃなかったの!? たった一度の敗北で自暴自棄になってんじゃないわよ!! このドリル女!!!!」


「・・・・・・なっ!!」


「あんたはこのあたしが認めた剣士よ!! いずれ剣聖となる、このあたしがね!! だから―――シャキッとしなさいよ!! あたしを失望させないで!! 天才だとか凡人だとかくだらないことなんて考えるな!! ここは戦場なのだから、無我夢中で戦い続けろ!!」


「・・・・・」


「あんたの武器は、剣だけじゃない。あたしがあんたに最も脅威を感じたのは、あんたのその頭脳よ。卑怯でも何でも良いから、さっさと早く勝つための戦略を練りなさいよ! あんたと協力関係を結んでいるうちは、あたしがあんたの駒になってあげるから! あたしたちは二人であのシュゼットを倒す。そうなんでしょ? ルナティエ!!」


 あたしのその発言に悔しそうにギリッと歯を噛むと、ルナティエは袖で涙を拭き、前方へと鋭い目を向ける。


 あたしも、彼女に習い、グレイレウスを睨みつけた。


「・・・・・まったく。随分と偉そうに、言ってくれますわねっ・・・・!」


「そりゃそうよ。あたしは級長で、貴方は副級長なんですもの。あたしの方が偉いに決まってるわ。だから・・・・悔しかったら、あたしより強くなって、級長の座を取り返しなさいよね。あんたは敗けて泣くような女じゃなくて、高笑いして相手を見下す性格の悪い女でしょ? しっかりしなさいよ」


 ルナティエはふぅと大きく息を吐いた後、隣から、あたしの耳元に向けて静かに声を掛けてくる。


 その顔に、もう迷いは見て取れなかった。


「―――――――ロザレナさん。貴方はなるべく攻勢には出ずに、受け手に回りなさい。その間に、わたくしが何とかして彼の足止めをする策を考えてみせますわ。そして、確実にダメージを与えられる、その瞬間が来たら・・・・あの剣技(・・・・)を、あそこに立っているマフラー男にお見舞いしてやりなさい」


「いいの? あの剣技(・・・・)は、学級対抗戦まで周囲には広めずに、ここぞという時にだけ使えって、前に言っていたじゃない?」


「構いませんわ。これは、対シュゼットを予測した戦いですもの。存分無く、貴方の真価を発揮なさい」


「わかったわ」


 ルナティエへとそう頷くと、あたしは再び前へと出て、グレイレウスと対峙する。


 すると彼はフンと鼻を鳴らして、やれやれと肩を竦めてきた。


「何やらモメていたようだが・・・・相談は終わったのか?」


「ええ。相談事は終わったわ。それじゃあ―――――第二ラウンドと行くわよ、グレイレウス!!」


 そう言葉を放つと、グレイレウスは小太刀を構え、あたしに向かって襲い掛かってくる。


 あたしは剣を上段に構え、その剣をいつでも迎え撃てるように、集中力を高めていった。








《ルナティエ視点》


「はぁはぁ・・・・・せいゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


 身体中、斬り傷だらけになりながらも、ロザレナさんは懸命にグレイレウスの剣を受け切っていく。


 何とか彼の剣の速度に追いつけてはいるようだが・・・・再び戦い始めてから三十分経過した今では、明らかに、彼女の体力は限界の様子だった。


 その間、わたくしはグレイレウスに向かって何度も低二級水属性魔法の【アクア・ショット】を放っていたが、彼の身体に、攻撃魔法が着弾することは一度も無かった。


 あの男はとんでもない反応速度で、軽く身体を逸らし、簡単に魔法を回避してしまうのだ。


 流石は、この学校で最強の剣士と称される『三傑』の一人に名を連ねる人間だ。


 わたくしたちとは、そもそもの能力が違いすぎる。


「――――――まぁ、だからといって、そうやすやすと降伏の白旗を上げはしませんけれどもね」


 今、彼は、わたくしがただただ魔法を無駄打ちしているだけと考えていることだろう。


 彼の身体に掠りもしないのに、わたくしが魔法を連続で使用している、その理由を―――まだ、あの男は理解していない。


 わたくしは足元の地面へとチラリと視線を向ける。


 この修練場の土壌は、サラサラと砂場の土のようになってはいるが、触れてみると、その性質は粘土質に近いようだった。


 つまり、雨が降ればこの一帯は泥状化し、水たまりがあちらこちらにできるということ。


 実際、梅雨の影響か、ここ連日の大雨のせいで修練場へと続く道には水たまりがいくつも散見されていた。


 その状況から察するに、水を多く含めば含むほど・・・・ここら一帯の土は泥となり、革靴にとっては重い重石になるということに他ならない。


 泥状化している地面の上では、ロングブーツを着用しているロザレナさんの方が、まだ、この場での機動力はある。


 故に、足元がすくわれたその瞬間・・・・速度で圧倒していたグレイレウスの動作は一瞬止まり、一気に、追う者から追われる者に、立場は逆転する。


「――――――む!?」


「え!?」


 泥濘んだ足元の泥に革靴が引っ掛かり、グレイレウスは動きを止める。


 その様子に一瞬驚きの声を上げて止まったものの、ロザレナさんは即座に思考を切り替え、剣の刀身に手をかざす。


 ・・・・ロザレナさんと手を組んでから、この数週間。


 魔法の検査で、彼女に魔法因子があることを把握してから、わたくしは彼女に三つの修行を課してきた。


 ひとつめは、木剣ではなく、真剣を持って素振りをし、その重さに慣れること。

 

 ふたつめは、フランシア家にあった魔法の書物を貸し与え、その書物に記載されているとある魔法の詠唱を暗記させること。


 みっつめは――――――魔法の顕現の修行だ。だが、これに関しては、彼女に言った次の日に自力で何とかしてしまったので、わたくしは何も手を貸すことはなかった。


 正直、学級対抗戦までに間に合うとは思わなかったが、彼女に魔法の才能があった点は、嬉しい誤算だったといえるだろう。

 

 魔法と剣の複合技・・・・『魔法剣』。


 その威力はとてつもないもので、この学校に通う生徒でも、数人くらいしか使用できるものはいない。


 いくらシュゼットといえども、生身で喰らえば大怪我は避けられないだろう。


 ただ、魔力と闘気の消費が激しい故に、体力の無いロザレナさんでは一回か二回しか使えない欠点のある技でもあるのだが。


 まさに、一撃必殺の大技。


 勝敗を決めるための、最大の一手である。


「いきなさい、ロザレナさん―――――――!!!!!」


「たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


 剣に手をかざしながら、跳躍し、ロザレナさんはその身体に闘気を漲らせる。


 そんな彼女の姿に、グレイレウスは刀を横に構えて、笑みを浮かべた。


「ほう? 何か仕掛ける気か? フン、良いだろう。足が動かせぬとも、貴様の剣、完璧に防ぎきってみせよう」


「灼熱の業火よ! 我が刀身を燃やし尽くせ! ――――――【焔」


「――――――ぐがぁっ!?」


「・・・・え?」


 ロザレナさんが詠唱を唱え、剣に魔法を宿そうとした、その瞬間。


 グレイレウスの身体が前のめりに倒れて行き、バタリと、彼は地面に倒れ伏してしまったのだった。


 その光景に、わたくしとロザレナさんはポカンと、思わず、呆けた顔で固まってしまう。


「え、グレイレウス? ちょっと、どうしたの・・・・?」


 地面へと着地したロザレナさんが、驚いた様子でグレイレウスの元へと駆け寄って行く。


 その時。倒れた彼の背後から、突如、一人の人物が現れた。


「―――――――よぉ、クソガキども。今日は気分が良いんでな。特別に、この俺様が稽古に付き合ってやるよ」


「え・・・・?」


 倒れたグレイレウスの背後に立っていたのは――――箒と酒瓶を持った、見知らぬ男性(・・)だった。


 彼は、酒瓶をラッパ飲みすると、ぷはぁと息を吐き出し、口に付いた泡を袖で拭った。


「・・・・ぷはぁ! やっぱりヴィンセントから土産に貰ったこの酒、めちゃくちゃ美味いな!! 久々に良い具合で酔いが回ってきたぜ!!」


「貴方は・・・・アネット、さん・・・・? いえ、違う・・・・・?」


 彼のその顔は、わたくしが知っているある人物にそっくりなのだが・・・・その荒々しい立ち振る舞いが、わたくしの中にある穏やかで礼儀正しいアネットさんの人物像とはどうにも合致しなかった。


 強烈な暴力の気配を身に纏う、ボロボロのスーツを着た、小柄な体格の青年。


 あの青年は、その身に纏う雰囲気からして強者然としているが・・・・グレイレウスやシュゼットとは、何かが違うように思える。


 説明が難しいが、彼はただの強者とは違い、何か異質なように感じられた。


 本能なのだろうか。わたくしは、あの青年の危険さを肌で感じ取ってしまっていた。


「あ、貴方は、いったい・・・・・?」


「え゛? ルナティエ、分からない、の?」


「? ロザレナさんの知り合い、なんですの?」


 その言葉に口をへの字にして悩まし気にうーんと唸ると、ロザレナさんは首を振り、そのまま謎の青年の元へと歩いて行った。


「ア、アネ・・・・じゃなかった、師匠、い、いったいどうしたの? 何か、いつもと雰囲気が違う・・・・って、何、その左手に持っている瓶!! もしかしてお酒を飲んでるの!? てか、すっごくお酒臭いわね、貴方っ!!」


「あぁ、そうだぜ、リティ・・・・じゃなかった、ロザレナちゃん。ヒック。お父さん、もう、頭がポワポワってして気持ち良いんだよ~、ガッハッハッッハッ!!」


 そう言って、彼は箒を肩に乗せると、再び酒瓶をラッパ飲みし始める。


 そして瓶の中の酒を全て飲み終えると、酒瓶を無造作に地面へと放り捨て、首をコキコキと鳴らした。


「オラ、相手してやるからさっさとかかってこいや、ガキども。俺様も、あのストーカー女と一戦交えなきゃならんから、ちょいと剣を研ぎ澄ましておきたいところなんでな。だから・・・・特別に肩慣らしに遊んでやるよ。ダブルお嬢様方」


 くいくいと手を折り曲げて、かかってこいと、挑発する謎の青年。


 その青年の姿に、ロザレナさんは緊張した面持ちでゴクリと唾を飲み込んだ。


「・・・・・・・ルナティエ、いくわよ。本気のあの人から直接稽古を受けれるなんて、またとない機会だからね」


「え?」


「あの人は、あたしとグレイレウスの師匠なの。師匠は、あたしが今まで見てきた誰よりも強い人・・・・多分、剣聖以上の実力を持つ存在よ」


「け、剣聖以上、ですってぇ!? な、何者なんですの!? あの御方は!?!?」


「あたしが目指す境地。そして、あたしが剣士として、いずれ必ず倒すべき人・・・・世界最強の剣豪よ」


 ロザレナさんの紅い瞳が、ギラギラと輝きを放ち始める。


 彼女は不敵な笑みを浮かべると、甲高く咆哮を上げ、箒を持った青年へと襲い掛かっていった。


 そんな彼女に対して、青年はニヤリと笑うと、箒を腰に構え、抜刀の構えを取っていった―――――――。



 


 その後、わたくしたちは彼に完膚なきまでにボコボコにされて、その場で無惨にも気絶してしまうのだった。

あと、3、4話ほどで学級対抗戦編に入る予定です!

学級対抗戦編が終わった後は、前々から想定していた、物語が大きく進むお話を書く予定ですので・・・・今からそのお話を書くのがとても楽しみです!

でも、執筆の時間が少ない! 執筆時間が欲しい今日この頃です!!笑


いいね、評価、ブクマ、感想、ありがとうございます。

いつも励みになっております。

次回もまた読んでくださると嬉しいです!

三日月猫でした! では、また!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 思わず吹き出してしまった。 ここぞって、時に乱入したのが笑えました。 今話まで、読んで剣戟がただ降るだけではなくきちんと袈裟など用語使ってる点が特に臨場感があって面白いです。 また、親切…
[一言] それはそれとしてアネット臭いから明日覚めたら説教されそうw いやむしろ稽古チャンス増やすためこっそり酒盛られる...?
[良い点] メイド服に着替えてたら(社会的に)即死だった… [気になる点] リティ…って誰のことですか? [一言] ???「アネットは酔わせても襲えないっと…」
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