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第7章 第183話 夏季休暇編 水上都市マリーランド ⑮


『気を付けろ、アーノイック! あの化け物は……普通ではない!!』


 先代剣聖アレスは、前に立つ弟子へと、そう声を掛ける。


 そんな彼の弟子アーノイックはというと……肩越しにチラリとアレスへ視線を送ると、フンと鼻を鳴らし、再び前方へと顔を向けるのだった。


『師匠。俺ももう26だ。いつまでも子供扱いするんじゃねぇ。それに……俺は16の時に災厄級の【黒炎龍】だって倒しているんだぜ? 帝国が数百年手を焼いて、封印していたっていうアレだって同じだ。俺の剣を前にして立っていた奴なんて、一人もいねぇんだよ』


『……アーノイック。確かに君は最強の剣士だ。だが、この世界は広い。初見殺しの加護を持つ者や、君と相性が最悪な力を持った存在だって、何処かにいるかもしれないんだぞ。剣士としてその慢心は、いつか命取りになる』


『はっ。別に俺はいつ死んだって構いはしないぜ。どうせ俺はアレと同じ、化け物なんだからな』


 アーノイックとアレスが立つ、薄暗い洞窟の奥。


 そこに居るのは、無数の触手を背中から生やした、人型の巨大な影―――災厄級・【疫災の魔女】の姿だった。


 数百年前、突如帝国領に出現し、帝国民を半数以上殺し尽くした後、当時の宮廷魔術師の命と引き換えによって封印された……伝説の怪物。


 今まで誰も成し得なかった疫災の魔女討伐任務に、今、王国の剣聖師弟は挑戦しようとしていた。


『アーノイック。どうして君は、そんなに死に急ぐんだ?』


『……』


『……剣聖の座を継いでから、君が王国の民から化け物だと、そう呼ばれ恐れられているのは聞いている。でも、僕は、君を化け物だなんて一度も思ったことはない。ハインラインやジャストラムだってそうだ。君には信頼できる仲間がいる。自暴自棄にならず、もっと冷静になるべきだ』


『んなこと、俺にとってはどうでもいいんだよ。俺は今、自分を殺せる存在を探すことしか頭にないんだからな。あの魔女だって、俺よりも強いというのなら神様のように思えるぜ? まぁ……この俺様を殺せる奴なんざ、世界中の何処を探してもいないと思うけどな』


 アーノイックは地面を蹴り上げると、青狼刀を手に、巨大な人影へ向かって駆け抜ける。


 【疫災の魔女】はその剣を防ごうと触手を前に出すが……あっけなく触手は切断されていった。


 触手は地面に落ちると、ブクブクと泡を吹きながら腐り、消滅していく。


『アーノイック! 無暗に敵へ突撃するな! まずは、相手の出方を窺うべきだ!』


『ハハハハハハハハハハハハハ!! この程度か、帝国を滅ぼしかけた魔女っていうのは!!!!』


 嗤い声を上げ突進するアーノイックに向かって、彼を推し潰そうと、連続して触手が振るわれる。


 だがそれをアーノイックは容易に回避していき【瞬閃脚】を使用して、魔女の本体へと向かって疾走する。


『話を聞け、アーノイック!』


『【覇王剣】を使って一瞬で殺しては面白くねぇ!! 少し遊んでから仕留めてやるぜ!! さぁ……もっと俺を楽しませてみせろ、災厄級!!!!』


『待てと言っているだろう!! ……くそっ!!』


 アレスはそう叫ぶと、アーノイックを追って、魔女へと向かって【瞬閃脚】を使用し走り始める。


 アーノイックと同様、魔女はアレスに向かって触手を放つが……アレスはそれを紙一重で、容易に避けていった。


 背後で行われる戦闘に、アーノイックは振り返り、咆哮を上げた。


『師匠は手を出すんじゃねぇ! アレは俺の獲物だ!! 俺が仕留める!!』


『何を言っている!? 流石に災厄級を舐めすぎだ、アーノイック!! 災厄級には、産まれ付き強力な加護の力が宿っているんだぞ!! まだ相手の能力も分からない時点で、無暗に突っ込むものでは―――アーノイック!! 足元をよく見ろ!!』


『は、足元……? って、何だ、こりゃ』


 アーノイックが立つ範囲5メートル以内の区域が、影が覆ったのかのように突如黒ずみ始める。


 その闇の中から……無数の女性の手が生え出てきた。


 青白い手は助けを乞うかのように、アーノイックの足を掴み、地面の中に引きずり込もうとする。


 そんな無数の手をアーノイックは蹴り上げるが、何をしても剥がれ落ちる気配はない。


『チッ!! くだらねぇ足止めだな!! この程度で、この俺を止められるとでも思ってんのか!?』


 アーノイックは青狼刀を使って、地面から生えた手を切断する。


 だが―――その瞬間。


 切断した青白い腕から、黒い瘴気のようなものが漂ってきた。


 空中に漂う瘴気に当たると、アーノイックは突如身体をよろめかせ……地面に膝を付く。


『なん……だ、これ……まさか……毒、か?』


 地面から生えてきた手を切断した途端、アーノイックの身体に病が襲い掛かる。


 その光景を好機と見たのか、魔女は悍ましい金切り声を上げると―――四つん這いになって倒れ伏す彼に目掛けて触手を振り降ろした。


『アーノイック!!!!!!』


 …………………ビチャ。


『……え?』


 自分の頬に落ちてきた紅い血に、アーノイックは顔を上げ、驚きの声を上げる。


 彼の目の前には……アーノイックを庇うようにして大の字に立つ、アレスの姿があった。


 アレスの背中を魔女の触手が貫き、胸の辺りまで、触手が穴を開けている。


 自分を庇うアレスの姿に、アーノイックは唖然とし、硬直する。


 アレスは血を吐き出しながらも、そんな愛弟子へと、優しい笑みを浮かべるのだった。


『ゲホッ! ゴホッ! ……大丈夫か? アーノイック。怪我は、無いか?』


『…………は? し……師匠……? な、なにをやって……何やってんだよ、あんた!?』


『僕は……君に、さらなる苦しみを与えてしまったのかもしれないね。剣聖の座を継がせてしまったことで、君は、幼少の頃よりもずっと孤独に苛まれるようになってしまったのだから。本当に、ごめんね』


『何を言って……ま、待ってろ、今、魔法薬液(ポーション)を―――』


『慢心、油断、自暴自棄。それさえなければ、君は誰にも敗けることはない。別に、世間の言葉なんて気にしなくて良いんだよ、アーノイック。君は君の望むがままに生きなさい。僕は……君やハインライン、ジャストラムのことを……誰よりも、家族として、愛しているのだから……それをどうか、忘れないで……』


『師匠、ま、待ってくれよ……嘘だろ? あんたがこんなところで死ぬわけないだろ……【絶空剣】アレス・グリムガルドが、こんなくだらねぇ最後なわけないだろ、師匠!?』


『願わくば……もう一度、君と…………』


『師匠!? 師匠ーーっっっ!?!?!?!? 待てよ、ふざけんな……ふざけんじゃねぇぇぇぇ!!!! 俺みたいな化け物を庇って勝手に死んでんじゃねぇぞ、クソがぁぁぁぁぁぁ!!!!』


 ―――この日。


 先代剣聖アレス・グリムガルドは、アーノイックを庇い、この世を去ったのだった。


 誰よりも愛した息子を、この世に残して。







◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇









「……大丈夫? うなされてたよ?」


 鎧騎士の男が目を覚ますと、目の前に、角が生えた龍人族(ドラグニクル)の少女の顔があった。


 何処か心配そうな表情を浮かべ、騎士の顔を覗き込む少女。


 そんな彼女の様子に、鎧騎士は兜の奥でフッと、笑みを溢す。


「どうやら、過去の夢を見ていたようだ。俺が最も後悔している、あの時の出来事がな」


「夢……見るの? アンデッドなのに?」


「いや、アンデッドは眠ることができない。だからこれは正確に言うのならば夢ではなく、ただ、過去を思い出していただけなのだろうな」


「……貴方にも後悔なんてあるの? 歴代最強の剣聖なのに?」


「あるさ。どんなに力を手に入れようとも生きている以上、後悔は必ず産まれるものだ。だから俺は、アンデッドとして復活してしまった。未熟なのだよ、力を得ても尚な」


「……前に言っていたよね。自分を殺し得る存在を見つけたい……って。それが、貴方の願い……?」


「あぁ、そうだ。今の俺の願いとしては……さらに強くなったであろうハインラインやジャストラムと再び剣を交えたい、といったところだろうか。いや、今代の剣聖の実力を見てみるのも面白いかもしれないな。俺が残した一粒種の果てがどんなものになっているのか、純粋に興味がある」


 そう言って鎧騎士は椅子から立ち上がると、龍人族(ドラグニクル)の少女へと視線を向ける。


「よし。今日も夜になったら剣を教えてやろう、メリア。とはいっても……マリーランドの中で君と全力で剣を振っては街を損壊しかねない。いつものように領都の外れに行くとしよう」


「……わかった」


 その言葉に、龍人族(ドラグニクル)の少女はコクリと、頷きを返すのだった。


 そんな少女の頭を優しく撫でると、騎士は、誰にも聴こえない声量で静かに呟く。


「…………自分を殺し得る存在、か。アーノイック・ブルシュトロームとしてそれは、正当な願いなのであろうな」


 そう口にした後。剣聖は自身の胸に手を当てると、その場を静かに去って行った。








◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇








「―――なにこの御屋敷……でっーーーーーかぁぁぁぁぁいっっ!!!!!!」


 ロザレナは目の前に聳え立つ屋敷に、そう、叫び声を上げる。


 そんな彼女に対してルナティエは、口元に手を当て、嬉しそうに笑い声を上げた。


「オーホッホッホッホッホッホッホッホッ!! フランシア家は古代王朝時代から、建築様式には特にこだわっていますのよ。貴族は所持品の全てが一流あってこそ真の貴族……!! そんな我が御家の家訓に相応しい出で立ちをしている御屋敷でしょう? 何でしたら、フランシアの歴史をもっと詳しく説明してあげても……って、ちょっと、そこのゴリラ女!! 何勝手にお庭に入ってるんですか!!」


「へぇ~。他の四大騎士公の屋敷って見たことなかったから分からなかったけど……やっぱりウチより大きいのね」


 門を開け、勝手に庭園へと足を踏み入れるお嬢様。


 そんなロザレナの後を追って、ルナティエも庭の中へと入って行く。


 仲睦まじい二人の様子に笑みを溢した後、俺は門の前に立ち、目の前に聳え立つ巨大な屋敷を見上げてみた。


「これが……フランシア家の御屋敷、ですか」


 ルナティエに連れて来られた……フランシア家の屋敷。


 そこは、白と青を基調とした、清潔感溢れる美しい屋敷だった。


 門柱の上には天馬(ペガサス)を模した像が左右に立っており、庭には巨大な噴水、その奥にはよく手入れされているバラの庭園などが見て取れる。


 屋敷の造りはお城のようになっており、屋根は三角形。


 やはりバルトシュタイン家同様、レティキュラータス家と比べると、かなり豪勢な造りとなっていた。


「バルトシュタインの御屋敷は機能性を重視した要塞という出で立ちでしたが……フランシアの御屋敷は、特に、芸術面に対するこだわりが見えますね。セレーネ教と関わりが深いのか、所々のデザインに宗教色の気配が色濃く見えます」


 屋敷の窓に使われている月の女神を模したステンドグラスや、各所で見られる石像や装飾が、素人目で見て分かるほどレベルが高く美しい。


 魔法兵部隊の変態画家こと、シュタイナーにこの屋敷の造りを見せたら、とても興奮しそうだな。


 まぁ……夏休みまで、あの変態とは関わり合いになりたくはないが。


 シュタイナーを制御できるミフォーリアがいなければ、あの男とまともに会話などできるはずもない。


「どうですか、アネットさん! わたくしの御屋敷は!」


 門を潜り中へと入ると、ルナティエが満面の笑みを浮かべてこちらに近寄って来た。


 ……奥で、うちの馬鹿お嬢様が何故か噴水の水をバシャバシャして遊んでいるが……一先ずスルーしておくとするか。


「とても素晴らしい御屋敷でございますね、ルナティエお嬢様。こんなに美しい御家は初めて見ました」


「……!! ま、まぁ、当然のご感想ですわ!! 我がフランシア家は貴族の中の貴族、四大騎士公の中でも一番の美と才を誇る御家ですから!! 他家の使用人がこの御家に足を踏み入れることなど、普通でしたら滅多にあり得ないことですわ。感謝すると良いです!!」


 そう口にした後、何故かルナティエは目を逸らし、自身の巻き毛に指を通してクルクルとし始める。


「……アネットさん。前に貴方に言ったお誘い……わたくし、今でも本気ですわよ?」


「? お誘い? 何のことでしょうか?」


「で、ですから……! レティキュラータス家のメイドを辞め、わたくしの専属メイドになってくれないか、という話です!! あの時は断られてしまいましたが……わたくし、まだ諦めてはいませんから。レティキュラータス家よりもずっと好待遇で、貴方を迎えてさしあげますわよ……? そのためにわたくし、まだ、自分の新しい従者を決めていないのですから……」


「ルナティエお嬢様……私は――」


「ま、まだ!! まだ、答えは聞かないでおきますわ!! こ、このようなこと……滅多にない光栄なお誘いなのですからね? ふ、ふんっ!! 我が御屋敷に滞在して、よぉく、考えると良いですわ!!」

 

 ルナティエは頬を真っ赤にさせて、顔を逸らす。


 ディクソンが従者を辞めて以来、ルナティエは、自分の従者を決めていなかったが……そういう狙いがあったから、まだ使用人を決めていなかったのか。


 騎士学校の生徒は基本的に、学園内で一名だけ使用人を連れて良いということになっている。


 学校側の使用人の扱いはほぼ生徒と同格であるが、従者という立ち位置なので、主人が退学した場合は使用人も強制的に退学させられる。


 だから、もしロザレナが退学することになったら、俺も一緒に退学することになるのだ。


 故に、従者は生徒をサポートする形で学園に入学する事が多い。


 勿論、従者の責務は主人の生活のお世話であるから……執事やメイドの職を持っている者しか、資格はないみたいだが。


「ルナティエお嬢様。そこまで、私をメイドとして評価してくださっているのですか?」


「……メイドとして、も、そうですが……わたくしは、その……わたくしを変えてくださった貴方に、常に傍に居て欲しいというか、その……」


「わー、景色が良いわね、ここ!! 海が見えるわーーー!!」


 その声に前方に視線を向けてみると、庭園の木の上に登り、枝に座りながら海を眺めているお嬢様の姿があった。


 その光景に、ルナティエは唇をわなわなと震わせ、大きく声を張り上げる。


「ちょ……ちょっと!! なにしてるんですか、この猿女はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! その木は、フランシア家に代々受け継がれている、初代当主様が植えた大切な大森林の御神木なのですわよぉぉぉぉぉ!!!!!! さ、さっさと降りてきなさい!! 枝を一つでも折ったら、許しませんわよ!!!!」


 隣で地団太を踏むドリル髪のお嬢様。


 そんな彼女にお嬢様は「ごめんごめん」と軽く謝り、そのまま木から飛び降りた。


 そしてこちらに歩いて来ると、ロザレナは口を開く。


「しかし、ルナティエの家、想像通りのでっかい御屋敷ね。あと何か、教会みたいな造りしているわよね。神秘的というか何というか……」


「フランシア家は、古くからセレーネ教と関わりが深い御家なのですわ。うちの裏にある丘……あそこにある大聖堂は、歴史を辿れば、元々はフランシア家が建てた物なんですの」


 そう言って、ルナティエは頭上を見上げる。


 俺とロザレナもそんな彼女に習って、同時に、上を見上げた。


 屋敷の裏。そこにある大きな丘の上に建つのは、巨大な大聖堂の姿。


 あれは……ここに到着した際に、駅のホームから見えた教会だろうか。


 この街に着いた時に聴こえてきた鐘の音は、恐らく、あそこから聴こえたものなのだろう。


「セレーネ教かぁ。あたし、子供のころに大修道院に居たけれど、あんまり信仰心は無かったから……説法も話半分でしか聞いてなかったのよねー。なんだっけ、この王国は、月の女神様と初代聖王様が一緒に創り上げたとか、そんな話だっけ? 王国神話って」


「はぁ……貴方、それでも騎士見習いなんですの? 神話もろくに覚えていないとは……信じられませんわ」


「うるっさいわねぇ。あたしは騎士じゃなくて【剣聖】になりたいのよ。……ほら、フランシアの歴史とか教会とかどうでもいいから、早く御屋敷に案内しなさいよ」


「随分と偉そうなお客様ですわねぇ……。まぁ、良いですわ。ついてきなさい。とりあえず、お部屋に荷物を置きに行きますわよ。あと、先ほどカフェで言った通り、くれぐれも自分がレティキュラータスの人間であることは口にしないようにしてくださいましね。今の時間帯はお父様もお兄様もいらっしゃらないと思いますけれど……十分、気を付けてくださいまし」


「分かってるわよ。あんたのお父さん、レティキュラータス家を毛嫌いしてるんでしょ? まったく……何で何もしていないのにウチが勝手に嫌われなきゃならないのよ。あたしの家が何したってのよ、もう」


「……お父様とエルジオ伯爵は、過去、わたくしたちと同じように騎士学校に在籍していたと聞いていますわ。もしかしたら、そこで何か……」


「ん? 何か言った? ルナティエ?」


「何でもありませんわ。ほら、さっさと行きますわよ」


 そう口にしすると、ルナティエは先導して、御屋敷へと向かって歩みを進めて行くのだった。


 俺とロザレナはそんな彼女の後を、静かについていった。

第183話を読んでくださって、ありがとうございました。

今回の冒頭にあった過去の回想は、『第146話 剣聖の少女は、過去を想う』のリトリシアの回想の一か月前に起こった出来事です。

師匠を失ったアーノイックが、自殺をしようと故郷に立ち寄った際に幼少のリトリシアと出逢い、親になって精神的にも成長した……という感じです。


夏休み編、あまり人気ありませんよね……?

早急に終わらせようと思います! 

よろしければいいね、ブクマ、感想等、お願い致します!

また次回も読んでくださると嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[一言] 夏休み編、面白い、面白くないは序盤なので…続きが気になるって感じです。
[一言] わぁ…苦々しい思い出。生き方が決まってしまった瞬間かぁ~
[良い点] 一応アーノイックの記憶はちゃんとあるのか、でも中身全然違うよな~w しかしレティキュラータスは比較すると本当に没落寸前だよねぇ、完全に没落しちゃうよりはマシだけどさぁ [気になる点] 多分…
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