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第140話 元剣聖のメイドのおっさん、目的の界域を目の前にして気を引き締める。


「【閃光剣】」


 その瞬間。


 オークの頭部が吹き飛び、右腕と左脚が切り飛ばされ、胴体は真っ二つにされ、それぞれの部位が宙を舞った。


 剣聖の少女によって細切れにされ、肉片と化したオークだったが―――空中を飛ぶ頭部はギロリと森妖精族(エルフ)の少女を睨み付けると、即座に再生の加護を使い、首から下の肉体を即座に元通りに治癒していくのだった。


 首元から身体が生えて行く、その生物とは思えぬ悍ましい光景に……リトリシアは目を見開いて、驚きの声を上げる。


「……驚きました。貴方、そんな状態になってもまだ、加護の力を使用できるのですか?」


「うっ、グルルルァァァァァァァァァァァ!!!!! ハァハァハァ……ッ!!!!!」


 身体や腕を再生し終え、最後に脚を生やすと、オークはドシンと地に足を付ける。


 そして眉間に皺を寄せ、リトリシアを鋭く睨み付けた。


「な……何なんだ、貴様はっ!! 我が相対してきたあの二人の人間とは、根本的な強さのレベルがあまりにも違いすぎるぞ!! 我は、ルティカの肉を喰らい、間違いなく強くなったはずだ!! それがまさか、こんなに手も足も出ないとは……化け物か? 貴様は!!」


「化け物に化け物と呼ばれたくはありませんね。それよりも……ルティカさんの肉を喰らった? 死んだのですか? 彼女は?」


「クククククッ、だとしたらどうする? 我に怒りを募らせでもするか?」


「いいえ、特には。殺し屋稼業の【剣聖】にとって、感情とは余計なものです。仕事に情を持ち運ばないのが鉄則だと、偉大なる我が父はいつもそう言っていました。ですから私はただ、作業的に貴方という怪物を討滅するだけのことです」


 オークはチッと、心の中で舌打ちをする。


 感情を揺さぶれば、怒りによって剣が鈍るのではないかと挑発してみたのだが……目の前の少女の表情に変化は見られない。


 中身も、剣の腕も、ルティカやハインラインとは別格のもの。


 単純な性格のルティカとは違い、冷静で思慮深く。


 年老いたハインラインとは違い、まるで隙は見られない。


 オークは瞬時に理解した。この少女こそが―――人間界で最強の戦士であるということを。


「まずい、な……」


 ポタリと、オークの顎から汗が滴り落ちる。


 勝機がまるで見いだせない相手。そんな敵に、彼は産まれて初めて相対したのだった。


「さて。どの程度切り刻めば、貴方は死ぬのでしょうか? そうですね……頭から再生をしていたところを見るに、脳を完全に破壊すれば、再生ができなくなるのでしょうか? ひとつ、試してみるとしましょう」


 リトリシアが腰の剣に手を当て、抜刀の構えを取る。


 オークは即座に背中の剣を取り、咆哮を上げた。


「【旋風―――」


「【閃光剣】」


 背中に手をやった腕ごと、リトリシアはオークの首を切断する。


 そして、すかさずまっすぐと剣を構えると、宙を舞うオークの頭部に目掛け、神速の連撃を繰り出していった。


「【烈風裂波斬】」


 リトリシアが剣を振る度に、オークの頭部へと無数の青い斬撃が飛んでいく。


 瞬き程の数秒程で二十数回にも及ぶ斬撃を放ち終えた後、頭部は跡形もなく消し飛び、その場に残ったのは頭と右腕のないオークの身体だけとなっていた。


 その光景にふぅと短く息を吐くと、リトリシアは静かに口を開く。


「……今度こそ、死にましたか?」


 そう言葉を呟いた―――その時。


 首のないオークの身体が動き出し、背後からリトリシアを左腕押さえつけ、身動きを封じて来た。


 そして、首元から頭を再生してみせると、オークは不気味な嗤い声を上げた。


「ククッ、フハハハハハハハハハ!!!! 油断したな、森妖精族(エルフ)!! 我は、一部でも自分の肉体が残っていれば、そこから身体を再生することができるのだ!! 頭部に加護の力が宿っていると考えたのは失策だったな!! これでお前はもう、動くことはできない!! ククク、これからゆっくりと、お前のその小さな身体を喰らってや―――」


「なるほど。貴方を倒すには、肉片ひとつ残さずに消し去る必要がある、と。わざわざ倒し方を教えてくださり、ありがとうございます」


 表情ひとつ変えずにそう声を放つと、リトリシアは自身の身体を抱き留める腕を掴み、そのまま咆哮を上げ―――オークを背負い投げし、投げ飛ばした。


「たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


「ぬ、ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?」 


 地面へと叩きつけられ、オークはカハッと、掠れた息を漏らす。


 オークは倒れ伏しながら、すかさず背中にある自分の剣へと手を伸ばす。


 だがリトリシアは仰向けに倒れ伏すオークの元へと近付くと、手に持っている剣で、容赦なく剣を掴んだ左腕を斬り飛ばした。


「ギ、ギィアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!」


「私をかよわい女だとでも思いましたか? 私は最強の剣聖、アーノイック・ブルシュトロームの唯一の弟子にして、彼の厳しい修練を最後までやり遂げた唯一の剣士です。貴方程度なら、【心月無刀流】という格闘術で完封し、無力化することも可能です。まぁ、殴打しても貴方にはダメージを与えられそうにないので、そんなことはしませんがね」


「ぐ、くうっ!! ……フッ、フハハハハハハハハハッッ!!!! 強い!! 確かに貴様は強いな、森妖精族(エルフ)!! お前の身を喰らったら、我はどれほど強くなれるのだろうか……!! 今からとても楽しみだ!!!!」


「世迷言を。この状況でどうやって私を喰らうと? 戦力の差は明らかだと思われますが?」


「そのようだな!! 今の我では、貴様に太刀打ちすることはできなさそうだ!!」


「? 今の、我……?」


「疑問に思わなかったのか、森妖精族(エルフ)の娘。我が何故、最初に斬られたこの右腕を、ずっと再生していなかったのかを!」


「……腕?」


「フハハハハハハハハハ!! また、相まみえようぞ、最強の剣士!!」


 オークは起き上がると、口を大きく開けて、リトリシアへと襲い掛かる。


 そんなオークに対して、リトリシアは剣を振るい、即座に首を吹き飛ばした。


 だが、そこでリトリシアは気付く。このオークの再生の加護は、一部の肉片さえ残っていれば、どこからでも再生することが可能だということを。


「まさか―――」


 リトリシアは、先ほど弾き飛ばした右腕の方へと視線を向ける。


 するとそこには腕から身体を再生し終え、森の中へと走って逃げていくオークの姿があった。


 リトリシアは剣を鞘へと仕舞い、神速の歩法【瞬閃脚】を使用して、一気にオークの元へと間合いを詰める。


 そしてリトリシアは腰の剣に手を当て、静かに声を放った。


「この私から逃げられるとでも思ったのですか? あまり舐めないで欲しいものですね」


「クククククッ!!」


 オークは肩越しに背後にいるリトリシアを見つめると、ニヤリと笑みを浮かべ―――剣を抜き、自身の首を切断してみせた。


「なっ―――」


 その突然の行動に、リトリシアは瞠目して、驚きの声を上げる。


 そしてすぐにその意図に気付き、リトリシアは足を止め、先ほどまで自分が居た場所へと視線を向けた。


「しまった!!」


 そこには血痕だけが残っており、無数の肉片のみが転がっている。


 その光景を見て、リトリシアは、先ほど自分が首を刎ねたオークの死体が無くなっていることに気付く。


「腕から身体を生やし、逃げ出そうとしたオークは、もうひとつの身体から距離を離すための囮……だったということ……!?」


 そのことにようやく気が付いたリトリシアは歯を噛み締め、周囲をキョロキョロと伺う。


 そして、大きく声を張り上げた。


「どこにいったのですか、災厄級!!!! どこに逃げようとも、貴方の運命は決まっています!! 貴方は、私からは、逃げられない!!!!」


 ゼェゼェと荒く息を吐くリトリシア。


 そんな彼女の背後から、ヴィンセントとコルネリアが駆け寄って来た。


 ヴィンセントは周囲に転がる獣の肉片に動揺した様子を見せた後、リトリシアへと声を掛ける。


「すまない剣聖殿! 我らは【瞬閃脚】を使えない故、遅れてしまった! この状況を見るに……災厄級は見つかったのかね!? 倒したのか!?」


「……今、遭遇しました。ですが……逃げられました」


「そうか……いや、そうなってしまったのならば仕方あるまい。すぐに捜索をするとしよう。コルネリア! 付近の足跡を調べて、奴がどの方角に行ったか調査するのだ!!」


「畏まりました」


 コルネリアは頭を下げると、地面に視線を向け、付近を操作し始める。


 そんな彼女を見つめながら、リトリシアは悔しそうに歯を噛み、隣に立つヴィンセントへと開口した。


「…………ヴィンセント・フォン・バルトシュタイン。あの魔物と直接相対してみて確信しました。あれは……とても危険な存在です」


「君がそんなことを言うとは……そんなに強かったのかね? 【暴食の王】とやらは?」


「強さ自体は大したことはありません。察するに、剣神レベルです」


「いや、剣神レベルは十分に強いと思うのだが……まぁ良い。それで、何が危険だと思ったのかね?」


「――――この私を前にして、笑ったのですよ、あの怪物は。普通、勝機が見いだせない相手には、人も魔物も、総じて恐怖で顔を引き攣らせ怯えるものです。ですが、あのオークは圧倒的な実力差を前にしても笑ってみせた。……こんなことを言いたくはありませんが、死を前にしても笑みを浮かべるその在り方は、父、アーノイック・ブルシュトロームを彷彿とさせるものです。【暴食の王】は、父と同じで、殺し合いというものを心の底から楽しんでいる」


「……なるほど。確かに、得体の知れなさを感じるな」


「ヴィンセント・フォン・バルトシュタイン。マッチを持っていますか? ここに落ちているオークの肉片を、燃やし尽くしておきたいので」


「ん? 持ってはいるが……何故、燃やす必要があるのかね?」


「あの魔物は、一部の肉片からでも身体を再生できる加護を持っています。自分の命を絶つことで、ここに落ちている部位からも恐らく、再生し、復活することができます。転移の魔法代わりに加護を使われても厄介なので……ここで焼却処分しておくのが得策でしょう」


「そのような力を持っているのか……厄介極まりないな」


「その力だけではありません。【暴食の王】が発した言葉から察するに、恐らくあの魔物は喰らった者の力を得ることができるのだと思われます。【旋風剣】も使用できそうなそぶりでしたから、もしかしたら……ルティカさんは既に災厄級に食べられてしまったのかもしれませんね」


「だとするのならば……最悪な状況だな。ハインライン殿は無事であろうか?」


「分かりません。ですが、急いだほうが良さそうです。オークがさらなる力を得る前に、私たちで奴を倒しきらなければ……恐らく、【暴食の王】は、誰にも止められない存在へと進化遂げてしまうことになる。この戦いは、まさに時間との勝負です。私たちがオークの元に辿り着けるか、オークが他の獲物を喰い、力を付けるかの……ね」


「もし、【暴食の王】の成長に制限がないのだとしたら……一歩間違えば、この国、いや、人類全てが終わることになるな、剣聖殿」


「はい。聖女さまの予言には、【暴食の王】は王都にて【剣聖】【剣神】と戦い、その結果数人が犠牲になり、王国に平和をもたらしたとされていましたが……最早、その未来は異なったものへと変わってしまっている。下手したら、【暴食の王】は聖女さまの予言にあった未来よりも凶悪な魔物へと進化する可能性があり得ます。そのことを理解しているのは、現時点で、私たちしかいないことでしょう」


 そう言ってリトリシアはヴィンセントからマッチ箱を受け取ると、マッチ棒を取り出し、箱の横に擦り付け、火を点けた。


 そして、懐から瓶を取り出すと、ランタン用のオイル燃料を肉片へと掛け―――火の点いたマッチを、肉片へと放り投げた。


 オイル燃料に着火し、肉片はボウッと、勢いよく燃えて行く。


 その光景を、リトリシアは、静かに見つめるのだった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 ―――第4界域『槍の峡谷』。所々に槍のような柱が聳え立つ、霧深い森の中を進むこと2時間。


 霧が止み、森が開け、巨大な湖畔のような場所が見えて来た。


 そこには多種多様な不可思議な形をした植物が生えていた。


 葉っぱの先に壺が付いた蔓性の植物、筒のような長い形をした植物、ゼンマイのように先端が巻かれた植物。


 水辺にある大きな葉っぱの上には、毒々しい水玉模様のカエルが頬を膨らませゲコゲコと鳴いているのが見て取れる。


 先ほどまで居た場所とは、雰囲気が大きく異なった場所。


 湖の先にある崖の上に、大きな屋敷跡……廃屋のようなものが見える。


 その光景を見つめ、首を傾げていると、エステルが隣に立ち俺に声を掛けてきた。


「ついに着いたね。ここが、第5界域『プラシャネットの湖畔』だよ。あそこに見える崖が、僕たちが目指している第6界域――『孤月の丘』だ。……もうすぐだよ、アネットさん。もうすぐ……『ラパナ草』が生える界域へと辿り着くことが叶う」


「……はい。見たところ、第6界域まではそこまで距離は無いように思えます。さっそく行くとしましょう」


「うん、そうだね。だけど、気を付けて行こう。大森林は第6界域からが本番だと言われている。ここから先は―――知能のある魔物や原生生物たちが、人を喰らおうと罠を張って来る可能性が高い。慎重に、歩みを進めて行こう」


「そうですね。ミレーナさん、先行してルート案内、お願いできますでしょうか?」


 そう、背後でしゃがみ込み、植物を見つめるミレーナへと言葉を投げる。


 するとミレーナはギョッとした様子で立ち上がり、俺に抗議の声を発してきた。


「えぇーっ!? うち、もう疲れましたですよ、アネットさん~~! もうすぐお昼ですし、この辺で休憩しませんかぁ~??」


「おいぴぎゃあ女、さっきお前、森の中にある木の実をコソコソとつまみ食いしていただろう。まったく、オレたちは朝から何の食事も摂らずに歩きっぱなしだというのに……卑しい奴め」


「う、うるさいです、変態マフラー男!! うちは、化け物みたいなアネットさんとは違って、普通の可愛い可愛い女の子なんです!! もっと優しくしてくださいですっ!!!!」


「クスクス……だったら、また私が抱えて行きましょうか? ぴぎゃあちゃん?」


 ジェネディクトのその提案に、ミレーナはビクリと肩を震わせ、ふるふると首を横に振った。


「うぅっ、それだけは絶対に嫌ですぅ……。サングラスさんの持ち運び方は雑なので、ミレーナ、吐いちゃいますでよぉう…………う、うぅぅぅ~~っ!! わ、わかりましたよぉう……っ!! 行きますよぉう!! ついてきてくださいです、新米冒険者どもぉっっ!!!!」


 涙目になりながら、ミレーナは先行して歩いて行く。


 そんな彼女の後ろを、俺とエステル、そしてグレイレウスとジェネディクトはついていく。


 ……ラパナ草が生える第6界域は、もう、目と鼻の先だ。


 ついに、ここまでやってきたんだ。ついに、目的地まであと少しのところまでやってきた。


「待っていてください、ロザレナお嬢様」


 もうすぐです。もうすぐ、貴方を苦しみから解放することができます。


 必ず私が、貴方さまをお救いしてみせます。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「クンクン……クククッ、こっちか」


 地面の匂いを嗅ぎながら、オークは森の中を進んで行く。


 そして、壁のように聳え立つ巨大な岩壁の前に辿り着くと、オークは背中の剣に手を当てる。


 オークの背中には、今まで喰らってきた冒険者や剣王たちの武具が装備されていた。


 だが、連戦続きで、多くの剣は折れ、残った剣は二つだけとなっていた。


 だが、オークの顔に焦りの色はない。そのまま彼は一本の剣を鞘から引き抜くと、振り被った。


「【旋風剣】」


 地面へと向けて横薙ぎに振り放つと、突風が発生し、オークを上空へと持ち上げる。


 そして風に乗り、空高くへと舞うと、50メートルはありそうな岩壁の上へと着地する。


 その後、オークは目の前に広がる光景に腕を伸ばし、大きく声を張り上げた。


「老剣士!! ルティカ!! 聴こえているか!! 貴様らがこの先に逃げ込んだのは理解しているぞ!! フハハハハハハハハハッッ!!!!! 待っていろ!! 今すぐにその肉を我が喰らってやる!!!! 貴様らの力を取り込み、我は、あの森妖精族(エルフ)に勝利するのだ!!!! 我は――この世界で最強の生物へと進化を遂げてみせる!!」


 オークの目の前に映る、その先。そこには巨大な槍のような柱が森から生えている、霧深い森林地帯。


 ―――第4界域『槍の峡谷』。


 【暴食の王】は、新たなる力を得るために、獲物を追い、ここに辿り着いたのであった。


 この先に待ち受ける、メイドの少女のことなど……露知らずに。


第140話を読んでくださって、ありがとうございました!

気が付けば、書籍発売まであと9日です……!

ついに書店にアネットの表紙が並ぶことを考えると、ドキドキしてきました!

各店舗様では、SS特典も付きます! 近々そちらの方の案内もできたらと考えていますので、楽しみにしていただけると幸いです!

長くなりましたが、何とか発売までにはオーク編、終わらせられそうな感じがしてきました笑

最後までお付き合いしていただけると、嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 生まれたばかりなのにラスボス師弟の相手させられるオークさんが不憫でならない笑
[気になる点] リトリシアがアーノイックが殺し合いを楽しんでいたって言ってたとこで、表面的なことしか見てなかったんだなぁって思った、強さしか憧れてなかったのか… 多分、ロザレナが同じところを見たらアー…
[良い点] やっぱりリトリシアでも初見で殺しきるのは難しかったか~ 現状なら何度やってもリトリシアが勝つけどハインラインを食ったら全盛期の力を得るだろうし不味いね [一言] 運悪く野生のメイドに出会っ…
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