第四章 第105話 学級対抗戦ー⑫ 【覇王剣】VS【蛇影剣】
薄暗い部屋の中。
リーゼロッテが鞭の剣を振る度に、無数に飛び交う影が、視界いっぱいに広がって行く。
俺は箒を構えながら、目の前を飛び交う剣影の中へと恐れずに一歩、前へ踏み込んだ。
(――――確かに速い‥‥が、この程度だったら、余裕で見切ることは可能だ)
生前の師である先代の剣聖や、ジェネディクトの剣に比べれば、それは、かなり速度の劣る剣閃だ。
速剣型の真の強者たちを見てきた俺にとって、リーゼロッテの剣は然程、脅威には感じられなかった。
「右上腕に向け一振り、首元に向け一振り、胸郭、大腿、手首、腹部――――」
俺は、最小限の動きで‥‥身体を僅かに逸らしながら、剣の鞭を軽やかに避け、前へと進んで行く。
その光景に、リーゼロッテは目を見開き、驚きの声を上げた。
「私の全力の剣をも回避しきる、だとッ!? 馬鹿なッッ‥‥!! いったいお前は、どこまでの力をその小さな身体に有しているというのだ、アネット・イークウェス‥‥!!」
「悪いが‥‥てめぇとは剣を握ってきた年季が違ぇんだよ。んな鈍ら刀で、俺を殺せるなんて思わねぇことだな」
「‥‥‥‥ッ!! ならば、これなら、どうだ!!」
リーゼロッテは剣を撓らせると、蛇のようにくねらせ――――更に、剣を振る速度を上昇させていった。
だが、それでもその剣は、俺の動体視力を超えるスピードではない。
俺は、右目を狙って来たその刺突を、軽く顔を左に背けることで回避してみせた。
どんなに速度を上げようが、奴の腕では、俺に剣の切っ先が届くことはないだろう。
俺と奴の剣の実力は大きく乖離している。俺はそう、この一瞬の攻防で確信を抱いた。
だが―――――――。
「‥‥何?」
ブシュッと鮮血が舞い、頬に斬り傷が作られる。
完全に回避したと思った剣が、いつの間にか頬に触れていたのか‥‥右目の下に傷が作られ、大量の血が噴き出していた。
そんなこちらの様子を見て、リーゼロッテはニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
「ふっ、どうやら【蛇影剣】の効果はちゃんと働いているようだな。これで貴様が、魔法の耐性を持っていないことが把握できた」
「‥‥‥‥」
今度は左肩に、剣の鞭が襲い掛かって来る。
俺は先程と同じように身体を軽く逸らし、その剣を避けてみせた。
だが、またしても、剣は身体に触れていないというのに―――突如、俺の肩口からは鮮血が飛び出し、バッサリと傷口が開いていった。
俺は、メイド服が血に濡れていくその光景を無表情で見つめたまま、静かに開口する。
「なるほど。この現象は、その鞭の剣に装着された‥‥魔法石による効果、か」
「‥‥」
「俺は最初の一太刀、そして、さっきの一撃を完璧に避けていたはずだ。それなのに、攻撃を回避しきれていなかったということは‥‥察するに、その剣に付与されているのは【幻影魔法】といったところだろうか。どうだ? 当たっているか?」
「貴様‥‥まさか、今の一瞬の攻防だけでそこまで分かったというのか‥‥?」
「その剣の鞭は、実際には柄から二本生えているとみえる。可視化されている鞭の剣を振った後に、幻惑魔法で透明化した剣が遅れて標的に迫り、二撃目を追撃する‥‥恐らくその剣は、そういった仕組みの武具なのだろう。確かに、暗殺者が持つに相応しい武器といえるな。白兵戦を得意とする戦士には、厄介な極まりない戦法だ」
俺は箒を両手に持つと、地面を蹴り上げ、リーゼロッテに向かって走り出した。
すると彼女は、歯をギリッと噛みしめ、怒鳴り声を周囲に轟かせる。
「仕組みが分かったところで、私の不可視の剣‥‥【蛇影剣】のこの領域を突破することはできないだろう!! 空中を舞う剣の刃が目に見えなければ対処もできまい!!」
「そうだな。剣というものは目に見えなければ、対処のしようがない。だが‥‥俺は先程受けた二回の斬撃で、お前の不可視の剣のだいたいの刃渡りは理解した」
「刃渡りを把握したところでどうだと言うのだ!! 死ね!! アネット・イークウェス!!」
地面を蹴り上げ駆けてくる俺に向かって、リーゼロッテは剣の速度をさらに上げていく。
高速で振られたその剣の姿は、幾重にも重なって見え、踊り狂う蛇の群れのように見えた。
この薄暗い部屋の中で、漆黒の剣は影に消え―――瞬き程の数秒の時間で、姿を現しては晦ますといった行為を何度も繰り返している。
どんなに達人だろうとも、その可視化された剣と不可視化された剣の乱舞を完璧に回避する術は持ち合わせてはいないだろう。
実際、最強の剣聖として名を馳せた俺でも、リーゼロッテのその【蛇影剣】を完全に回避しきる術は、今のところひとつもないのが現状だった。
「‥‥‥‥だが、何も恐れることはない」
シュッと、手の甲が斬られる。次に、右腕、腹部、左足の脛が斬られた。
それでも、俺は、駆ける歩みを止めはしない。
ただまっすぐとリーゼロッテを見据えて、迫りくる剣の蛇の中を駆け抜けていく。
「!? 何故だ‥‥私は、今、腕や足を斬り落とす勢いで剣を振ったはずだ!! それなのに何故、貴様の腕や足は切断されていない‥‥!?」
「お前の不可視の鞭の剣‥‥蛇影剣といったか? その節々に付いている刃の刃渡りはおおよそ15センチといったところだ。なら、その剣の間合いは、計算すれば大体予想が付く」
例え不可視だったとしても、刃渡りさえ把握できていれば、致命傷を避けつつ回避することは可能だ。
リーゼロッテは見たところ、長距離で飛び道具の類を扱う戦い方を得意とする戦士と思える。
そのことから鑑みて、相手の懐にさえ入れば、こちらの勝利は確実と見える。
ならば、最小限の動きで致命傷を回避しつつ、即座に標的の元へと攻めるのが現状において最も効率的な戦い方といえるだろう。
俺は、身体中斬り傷だらけになりながらも、リーゼロッテの元へと駆け抜けていった。
そんなこちらの姿に、リーゼロッテは半ば半狂乱になり、悲鳴を上げながら、鞭の剣を高速で振り続けた。
「在り得ない‥‥在り得ない、在り得ない、在り得ない、在り得ない―――――――ッ!!!!!!!」
ただまっすぐと、リーゼロッテの姿を見据える。
俺は両手に持った箒を、さらに激しくなっていく鞭の剣に対してぶつけ、相殺し、弾いて行く。
ただただ、無感情に‥‥ただただ、その剣戟を、事務的に対処していく。
そして、ついに、距離にして三メートル付近へと到達した、その時。
俺の視線と、リーゼロッテの視線が交差した。
リーゼロッテのその瞳は‥‥生前、散々見てきた、俺を化け物と罵ってきた怯える民衆たちと‥‥同じ目をしていた。
怪物を見るような目。人間ではない何かを見ているような目。
俺のこの力を見ても、ロザレナやグレイレウスは受け入れてくれたが‥‥普通の人間の反応はこれだ。
本当の俺という存在を見た者は、皆、その身を震わせ、空想上の化け物を見るかのような恐怖心を、その瞳に露わにする。
その目を見ていると、思わず、生前の‥‥民衆に石を投げられた出来事を想起してしまうが‥‥最早、今の俺に迷いはない。
今の俺には、この自分を理解してくれる人たちがいる。
ロザレナと、グレイレウス。
それに、コルルシュカとオリヴィアだって、俺のこの力を知っても、きっと怖がらないでいてくれるはずだ。
マグレットや、レティキュラータス夫妻‥‥ヴィンセントだってそうだ。
今の俺には、味方がいる。こんな化け物でも、寄り添ってくれる人たちがいる。
だから、恐れるな。今世の俺は、化け物の力を身に宿しているが、ひとりじゃない。
大事な、仲間たちがいる―――――――。
「終わりだ、リーゼロッテ」
俺は跳躍すると、箒を横薙ぎに振り、リーゼロッテの身体に向けて――――剣閃を放って行った。
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《ロザレナ視点》
――――――何故だろう、お風呂に入っているみたいに、身体が、暖かい。
あれ、あたし、今までいったい何をやっていたんだっけ?
記憶がぼんやりとする。思考が、こうなるに至った経緯に追いつかない。
「‥‥‥‥残念ですが、ここまでです。貴方の敗けですよ、ロザレナさん」
視界の端に、こちらを見下ろしている翡翠色の髪の少女の姿が見える。
あれは‥‥シュゼット?
何か、こうして改めてあいつの顔をまじまじと見てみると、どこか、アネットに似ているような気がしないでもないわね。
まぁ、アネットのような可愛い系と違って、この女は綺麗系といった感じだけれど。
‥‥って、そうだ。あたし、今、学級対抗戦の真っ最中に居たんだったっけ?
あたし、あいつに何度も挑んでは、ボロボロにやられて‥‥今まで気絶していたんだ。
この、身体の周囲を覆っている暖かいぬるま湯みたいなのって、もしかしてあたしの血?
今、あたし、自分が流した血だまりの中で倒れ伏しているの‥‥?
「貴方は、よく戦いました。そんな姿になるまで闘志を維持し続けるのは、並み大抵のことではない。その不屈の闘志、評価に値します」
「‥‥」
「ですが‥‥ここで終わりです。貴方をここで殺してしまっては、学級対抗戦のルール上、私は敗者となる。ですから‥‥早々にこの試合を終了させてもらうとします」
そう冷たい瞳で言葉を放った後。シュゼットの腕が、あたしの腕章を取ろうと、迫ってくる。
「げほっ、ごほっ、ひゅー‥‥ひゅー‥‥」
声が出ない。立ち上がろうにも、身体が動かない。
何で? あたしは‥‥こんなところで終わるわけにはいかないのに。
あたしは、いつか剣聖になる女だ。それなのに、何で‥‥何で、あたしの足は動かないの?
動いて。動け、動け動け動け動け動け動け動け動け動け動けっ!!!!!
「あ‥‥うあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ゛あぁぁぁぁぁぁ゛ッッッ!!!!!!!!!!」
「残念ですが、どんなに叫ぼうが、貴方はここで終わりです。もう、貴方が私に勝つ目はどこにもありませ―――――」
「混沌の濁流よ、我が敵を穿て――――【アクア・ショット】!!」
「‥‥【ストーン・ウォール】」
突如、シュゼットの身体目掛け、彼女の背後から五つの水の奔流が飛んできた。
だが、シュゼットは扇子を縦に振り上げ、即座に背中に石の壁を作りだし、水の散弾を防ぎきる。
そしてその後、石壁の魔法を解除すると、彼女は背後を振り返り、水の魔法が放たれた方向へと視線を向けた。
「こんにちわ、ルナティエさん」
「‥‥死角からの魔法も防ぐとは‥‥貴方、どれだけ勘が鋭いんですの」
「フフフ‥‥。残念ながら、ルナティエさんが、私とロザレナさんの戦いを数分前から林の中で観察していたのには気が付いていましたよ。ですから、いつ何時奇襲が来ても良いように、常に警戒網を張り巡らせていただいていました」
「ちっ、まさか最初から気が付かれていたとは‥‥。まったく、勝利を確信した瞬間ならば隙が産まれると思っていましたのに‥‥化け物じみていますわね、貴方」
「‥‥ルナ‥‥ティエ‥‥?」
あたしは顔を動かし、シュゼットの足の隙間から、奥に立つ金髪ツインテールの少女の姿を視界に捉える。
するとルナティエはふぅと深く息を吐き出し、大きく声を張り上げた。
「ロザレナさん、何を寝ているんですの!!」
「‥‥‥‥」
「わたくし、約束しましたわよね!! シュゼットを倒すまでは、お互いに共同戦線を張ると!! 何故、わたくしが来る前に倒れているのですか、貴方は!!」
「‥‥‥‥」
「貴方は、このわたくしに‥‥ルナティエ・アルトリウス・フランシアに勝った女ですわ。なのに、何で、いつまでもそんな無様に横たわっているんですの!? 貴方は、わたくしが貴方に勝つまで、誰にも負けてはいけないんですのよ!! 常に傲岸不遜で自信過剰で、剣聖だけを目指して、わたくしの前に立っていなさい!! こんなところで敗北するだなんて、絶対に許しませんわ!!」
「ルナティエさん、ロザレナさんはもう駄目ですよ。もう既に、立ち上がる気力すら彼女には残ってはいません。もしかしたら、意識も失いかけていると思われますね」
「黙っていなさい、蛇女! わたくしは、彼女がどれだけの存在かを知っているんですのよ!! 彼女は‥‥ロザレナ・ウェス・レティキュラータスは、真の天才。貴方如きが相手になる存在ではありませんわ!!」
「ロザレナさんが真の天才、ですか‥‥? フフッ、フフフフッ! 確かに彼女には才能はありますが、けっして、天才などではありませんよ? ロザレナさんは才人です。ルナティエさん、才人と天才の違いを知っていますでしょうか?」
「才人と天才の違い‥‥?」
「ええ。才人は歴史を学び、先人の道を忠実に準えて行く。ですが天才は、暗闇の中、自分の力のみで新たな道を切り開いていくものです。ロザレナさんはどう見ても、師からの技法を忠実に学び習得していくだけの、才人です。新たな戦術を思いつく、天才ではない」
「‥‥」
「まぁ、ルナティエさんは、才人ですら無さそうですがね? 貴方からは凡人の匂いがプンプンします。フフッ、当たっていますよね?」
「‥‥‥‥そう、ですわね。わたくしは、凡人です。剣も、魔法も、座学も、どんなに努力しても、ひとつのものを極めることができはしない。人より抜きんでたものを持つことができない、神から三流の烙印を押し付けられた、取るに足らない凡人ですわ」
「そんな凡人さんが‥‥何故、私の前に立っているのでしょうか? 確かにロザレナさんのような才人は、私に挑む権利はあると思います。ですが、貴方のような凡百なる者がこの場にいるのは‥‥少々、不愉快甚だしい話ですね。場違いにも程があります」
「仰る通りですわ。ロザレナさんと違って、わたくしが貴方と戦っても、恐らくは数分と持たずに地面に膝を付かされることでしょうからね」
「だったら‥‥」
「ですが、ひとつ、忠告しておきますわ。わたくしを格下と見るのは結構です。ですが‥‥ロザレナさんを、あまり舐めない方が良いと思いますわよ?」
「? それは、どういう‥‥?」
「わたくしは、この学校で唯一、ロザレナさんと真っ向から対峙し、騎士たちの夜典で戦ったことのある生徒です。ですから、先に言っておきます。彼女の本質が‥‥とても恐ろしいものであるということを。あの決闘の時の、ただ上段に剣を振り上げ、相手に迫り狂う、内なる獣を解放したかのような暴虐なる姿は‥‥今でも、度々思い返しては恐怖心を抱くことがあります」
「‥‥? いったい何を言っているのかが分かりませ‥‥―――――――ッ!?!?」
シュゼットは、完全に油断していた。
血を流しすぎたあたしが、絶対に身体を動かせないと、そう踏んでいたのだろう。
ルナティエとの会話に集中していて、こちらに対する注意が足りていなかったのもあったかもしれない。
とにかく‥‥奴は、油断した。
あたしは起き上がり、こちらを振り返ったシュゼットの身体へと、飛び掛かっていく。
そして――――口を大きく開けて、扇子を持っていた彼女の薬指と小指に歯を立てて、そのまま‥‥第二関節ごと骨を砕き、肉を噛み千切った。
「なッッ――――――あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」
血しぶきを上げる自身の指に半狂乱になり、悲鳴を上げるシュゼット。
そして彼女は、あたしを強く睨みつけると、焦燥した様子で即座に魔法を詠唱した。
「ア、【アース・スパイク】」!!!!!!」
すぐさまに石の棘山が、彼女を守るように足元から発現される。
あたしは即座に後方へ飛び退いて、石の棘とシュゼットから距離を取った。
そして、口の中にあった二本の指をプッと吐き出して地面へと落とし、口元から血を垂らしながら、シュゼットに笑みを浮かべる。
「ようやく、一矢報いてやったわ。これで、誰にも傷付けられたことがないとかいう、あんたの二つ名‥‥鉄壁の護りとやらは名乗れなくなったわね!!」
「は‥‥? な‥‥え‥‥?」
シュゼットは、無くなった自身の薬指と小指を見返し、初めて―――その顔に動揺の気配を見せる。
そして、信じられないものを見るような目で、あたしの顔を見つめだした。
「ゆ‥‥指を、噛み千切った‥‥? な‥‥えっ‥‥?」
「? 何を困惑した顔をしているのよ? さぁっ、第二ラウンドをやるとするわよ!! シュゼット!!」
身体はフラフラだし、視界はグニャグニャだし、頭もズキズキして吐き気もすごい。
辛うじて意識があるという状況なのだろうけれど、妙に頭がスッキリしていた。
ルナティエがシュゼットと会話をして、少し、休める時間をくれたおかげかな。
とにかく、これならば、まだ‥‥戦えそうだ。
「あ‥‥相手の、ゆ、指を噛み千切るなど、普通の戦士が行うような行為ではないと、お、思うのですが‥‥あ、貴方、人の指を奪った罪悪感とかはないのですか‥‥?」
「は? 人を半殺しにしてきた奴が何を言っているのよ? さぁ、戦いを再開するわよ! あたし、何だかもっとやれそうな気がしてきたわ!! 次こそは、その石壁より先に動いて、あたしの必殺の一撃をあんたにお見舞いしてやるんだから!!」
あたしの顔を見て、何故かシュゼットはドン引きしたかのような表情を浮かべる。
そんな彼女の背後で、ルナティエはやれやれと肩を竦めて口を開いた。
「だから、言ったではありませんの。あの女は怖い存在だと。人の指を噛み千切って、満面の笑みを浮かべるだなんて‥‥常人のやることではありませんわよ。あれはまさしく、飢えた獣。ただ、高みだけを見据えて牙を立てていく、狂人そのものですわ」
その言葉に眉間に皺を寄せると、シュゼットは強く、あたしを睨みつけてきたのだった。
第105話を読んでくださってありがとうございました!
この学級対抗戦編も後編に入ってきました!
あと数話で、この章は終わりとなる予定です!
次章は、前々から話していた、100話記念のアネットの前世の短編を投稿します!
それが終わったら、新章を投稿しようと思っています!
新章は前々から書こうと思っていた話ですので‥‥ようやく書けることが今からとても楽しみです!
次回も近いうちに投稿する予定ですので、また読んでくださると嬉しいです!
三日月猫でした! では、また!
 




