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ペットに恩返し【私のペットを天国に連れていく冒険】

私は アケっていいます。

みなさんは ペットを飼われたことがありますか?

きっと 子供のころからの話なら一度はありますよね?

どんな小さな動物だってペットなんです。

猫や犬だけじゃなくて、カブトムシやトンボだって、あなたと過ごした時間があるのなら

それはもう 家族じゃないですか?

小さな思い出もきっと あなたと出会うために、あなたのために用意されたものだったんです。

ホントです。

ペットはあなたに逢いたかったはずだから。

私がそう 確信が持てる物語をお話しします・・・。



サムリタウンは4月の春の花の咲く日。

私 アケには悲しい別れがありました。

ゴールデンレトリバーのペスが天国へ旅立っていきました。

思い出をいっぱいありがとう 私はペスと火葬場にいってペスとお別れしたのです。

「ペス ペス ペスぅ~ おぇ おぇ。。。」

かなしい、、、悲しいお別れでした。。。、


時は流れたある日・・


「ペス 天国で元気にしてますか?」

私は ペット霊園の墓地で手を合わせてお祈りをしていました。

沢山の思い出をありがとう。

居なくなった今でも感謝しています。。だから 思っていました。

恩・返・し・がしたいなって・・・ 


それは 私が自室で寝静まったころです。

「ドンドン・ ドンドン アケ! アッケちゃん~♪いるんだろ?アケ。俺だよ あなたのペスだよ」

窓をたたく音。そして 誰かが私を呼んでいるのです。

私は ペスという声に窓を開けました。

「まあぁぁ ペスじゃない? ん!なわけあるがぁ!!!! ごあら!!」

「ドサ!」


窓を開けた瞬間 入ろうとしてきたペスと名乗る野郎の首をつかんで

ヘッドロックを決めてあげましたわ てへぇ


でも 油断しました。

「ジャーマンスープレックス!!」

「ぐはぁ はぁ はぁ・・・。」


わたしは 見知らぬ何かに ジャーマンスープレックスをやり返されました・・・

意識が・・・


そして 目を覚ますと布団の中にいて彼が 私の私の布団中に入って腕枕をしていたのです(*ノωノ)

「やあ アケ! 気が付いたかい?君が ヘッドロックなんかしちゃ い・け・ないぞ」

「あなた 誰ですか?」


この後 私たちは お互いの話をした。

「ええーーー あなたがペスなの? ひどぉーい。ペスはもっと可愛いと思ってた」

「何を言っているんだい?僕は生前そのままじゃないか?それよりアケちゃんだって 清楚なメスだと思っていたワン。ヘッドロックなんてしないと思ったワン」


はぁ。。 ペスは実は可愛くなかった。

でも どうして 私に会いに来てくれたのだろう。

死んだペットが会いに来てくれるなんて 普通の現象じゃない。

そして 会いに来てくれたぺうなんだけど・・・上半身は はっ裸なの(*ノωノ)

男性になっていたのよ(〃ノωノ)

どうして 私に会いに来てくれたのかしら?


「アケちゃん 実はお願い事があるんだ・・・ワン」


ペスはあのとき 確かに火葬されて煙と共に天国へ向かったらしいの

でもね、途中に雲の迷宮があって上に上がれなくなってしまったというのよ。

そこを通るために 力を貸してほしいってお願いしてきたの。

天国に行けないなんて ひどい! 私のペスは 私が天国へ連れていくわ。


「わかったは 私がペスを天国に送り届けてあげる! じゃぁ どうしたらいいの?」

「ありがとう アケちゃん。。。涙がでちゃったよ。 天国に行くにはこうすればいいのさ。チュ!!」

「キャ ペス・・」


私は 唇を奪われました。

でも イヤじゃなかった。 そして 落ちていくのを感じた。

本当に 天国に向かっているのかな・・・。。



ここ


どこ?


「アケちゃん。 アケちゃん確りしてにゃ」


私が目を覚ますと そこには懐かしい顔があった。

「ミーちゃん?」

「そうにゃ ミーだにゃ。アケちゃん。また会えて嬉しいにゃ(´;ω;`)」


なんと ペスを飼う前に飼っていた猫のミーだった。

そして ミーも天国へ行けずに 困っているということだった。

私たちは 雲の回廊を進むとそこには大きなお城があった。

「ここだワン」


意気込むペスに 私の心臓も大きく鼓動した。

絶対に みんなを天国まで送り届けるからね・・。


私たちは 扉を開けて城の中へ入った。


「ぎゃーー きゃーー」

「ここは なんなの?」


そこは アスレチックジム?

でも 過激 過激なアスレチックジムだった。

火の輪くぐりに 首吊りジャンプ台 パックンフラ〇ーのような怪物が右往左往する平均台。

ホントに天国に行くための通り道なのかしら??

まるで じ・・

いや やめましょうそういうネガティブな考え方は・・。だって 私には可愛いペットたちがいるのだから。


「ワン」

「にゃー」

「うんうん ヌクヌク育てた私も悪かったけど あなたたちに、これをクリアするのは無理ね」


私がやるしかないわ。

でも どうやって?

火の輪なんてくぐれない。。

そんなとき、「私がやるにゃ!」

ミーが勇気を出して火の輪を潜っていた。

「ボッボッボッボ」

音がするくらい燃え上がる炎を 潜るミーちゃん。

頑張ってミーちゃん。

「にゃぁーーー」

ミーちゃんは 無事に火の輪を潜ることが出来たわ。

次は私たちね。

そう思った。

でも ペスが驚きの言葉を発した。

「一人でも合格したら全員合格だワン」

なんて なんてご都合主義なのかしら。

ありがとう ミーちゃん 先に進みましょう。


あれ?

あれはなに?

「鬼だワン」

「怖いにゃ。。。」


私たちは ひっそりと進んだ。

だって 鬼が普通に歩いているのだもの。

そう

そうなんだ。 ここは 天国と地獄の通り道みたいなものなのだ。

だから もしも 失敗したら地獄に落とされちゃうのかもしれない。

ゾッとして肌がみかんの皮のようになった。


鬼を何とかやり過ごして私たちは進んだわ。

そして 部屋に出たの。

後ろを振り返ったら 二匹の姿はもうなかった。

探すしかない。 鬼もいたしあまり大きな声は出せないけど。

私があの子たちを探してあげなきゃいけない。だって 大好きだったから。

「どこ~ どこへ行っちゃったの??」


声が かすれちゃう。。

だって 鬼が怖いもの、突然出てきたのが目をギョロギョロと気持ち悪く揺らした鬼だったら

そう考えるだけで 体が震えちゃう。。

「ワンワンワン!!」

遠くから ペスの声がする。

私は ペスの方向へ走ったわ。

足が上手く持ち上がらなくて スリッパをはいたみたいにズルズルと、

ペスに駆け寄ったの。

「はぁはぁはぁ アケちゃん・・・アケちゃんがいたんだワン よかったワン!!」

「ダメよ ペス 大きな声を出したら鬼に見つかっちゃうでしょ?」

「ごめんだワン・・」

「よかっちゃニャー」


ホントに良かった ミーもペスの声が聞こえたみたいでペスに途中で合流できたみたい。

でも ほんとに鬼に見つからなくてよかったわ。

ペスったら 無茶するんだから。

「慎重に 進まなきゃダメよ」

「ワン」「にゃー」

二匹とも嬉しそうに 返事をしてくれた。

どうして そんなに嬉しそうなのかしら。


ここはどこかしら?

お城のドアを開けると 砂漠のような場所に出たわ。

もう 日も沈んで夜になっていたけれど月がとっても近くてまぶしかった。

「月と君に乾杯だワン!」

砂漠には カップとか植木鉢とかところどころで色々なものが埋まっていたの。

そしたらペスがカッコをつけて。

君に乾杯だないんて 言いながらグラスを私に差し出したわ。

どこで そんな悪い言葉を覚えたのかしら。

「アケちゃん なんか 音がないかだニャー」

「どこ?」

ミーが 音がするというので耳を澄ませるけど私じゃ わからない。

でも 砂の砂漠をよく見ていると見おぼえのあるカップがあった。

あれは・・・ 

私は駆け寄った。

そして そのカップを拾い上げると

「ボロボロボロボロボロ」

カップの中に ハムスターがいっぱい入っていて みんな 落っこちてきた

そうして 私を見つけたハムスターたちは 私の膝の上へ 駆け上がってきたり

ポケットの中に潜り込んだりしてきた。

「ガサガサガサ]

懐かしかった。。 だって この子達・・私が小学生のころに飼っていたハムスターたちですもの。

ハムスターが どうしても飼いたくて、親と一週間もケンカをしたのよ。

私が ペットを飼うことになった、きっかけを与えてくれたのが この子達だった。

私が ペスやミーと出会うことが出来たのもこの子達と一緒に暮らした思い出があったかなの。


「さあ みんな ポケットに入って。私がみんなを天国へ連れて行ってあげるから」


ハムスターたちは 私のポケットに入ってきた。

後ろ脚をカエル泳ぎのようにヒクヒクとさせていた動きが、懐かしかったし、可愛かった。


砂漠を進んでいくと 枯た木が一本だけあった。

月は登ってちょうど 木の上に月が見えていた。

「アケちゃん アケちゃん。お願い お願い 最後のお願い。

この枯れ木に火をつけてほしいだワン・ニャー・ガサガサ」


みんなの声が心に直接届いてきた。

でも どうやって?

火なんて どこにあるの?

そう思った。

そしたら ハムスターたちがポケットからモソモソと出てきてその塊の中から

マッチが一本 現れたの。

一本のマッチ。

一度だけ火をつけることが出来るマッチ。

枯れ木を燃やすこと、そう この子達が私をここに連れてきた理由。

それがこの枯れ木を燃やすことだったんだわ。

火は人間にしか扱えない事だから。

でも マッチ一本で 枯れ木を燃やすことなんてできるのかしら・・・。

枯れ木に直接マッチで火をつけても 火は消えてしまう。どうしよう?

そうだ 私の洋服を枯れ木に置いて燃やせば少しはいいかもしれない。

私は 来ている洋服を全部脱いだ。

それを枯れ木の根元に燃えやすいように置いてみた。

でも マッチで火をつけようと思ったけれど、布にマッチで火をつけても消えてしまうかもしれない。

そしたら みんなを天国へは連れて行ってあげられない。

どうしたらいいの?

私は 何度も何度も 考えた。

そしたら 涙が出てきた。

「ニャー・・・」

ミーちゃんが私にすり寄ってきた。

「ワン」

ペスが私によってきた。

「ゴソゴソ」

ハムスターたちが ゴソゴソし始めた。

みんな ありがとう。慰めてくれるんだね。ごめんね 火が途中で消えちゃって天国へ行けなかったらゴメンね。。


私は 火をつけるその時まで、ミーたちを いっぱい いっぱいになでてあげた。

「はぁ・・・・・・・・・」

涙と手にかいた汗が みんなの毛を手のひらに集めている。

そうだ! これだわ!!!

みんな 私にもっとなでさせて!!


「ニャーニャニャー」「ワンワンワン」「ガサガサガサ」

みんな 嬉しそうに体中をなでさせてくれた。

とっても嬉しそうな顔だった。


「集まったわ」


私は 集まったペットたちの毛を、さっきの枯れ木の下の私の服に突っ込んだ。

これで火をつければ大丈夫なはず・・

みんなも私を見ている・。

お願い 消えないで・・・。


祈りながら、火をつけたの。


そしたら 砂漠と夜の月の景色が 絵本のように燃えて消えてしまった。

空間が紙のように燃えて消えて、新しい景色が現れていく。

目の前に現れた景色。

それは 私の家の玄関だったの。


「アケちゃん・・・お帰り。僕たちとはここでお別れだよ」

みんなの声が 私の心に流れ込んでくる。

「アケちゃん・・アケちゃんは本当はね。本当は ここで自殺しちゃったんだ

きっと 辛いことがあったんだね。僕たちが、側にいてあげられなくて ごめんさい・・」


え? わたし・・何があったのか思い出せない・・。

あ! わたし、わたし・・・(´;ω;`)ウゥゥ。


「でも もう大丈夫。その玄関を開ければ元の世界に戻れるはずだから・・

ねえ アケちゃん。

最後に 枯れ木に火をつけることが出来たのは 

アケちゃんだからできた事なんだよ。

そのことを 忘れないで・・生きて アケちゃん。

僕たちの大好きなアケちゃん。」


ごめんなさい うぇぇぇん(´;ω;`)

ごめんなさい みんな・・。

「アケちゃん、いつの日か今度は天国の扉を開ける日が来たらまた 会おうね。まってるから・・から・から・・」


みんなは そのままスーっと消えてしまった。

私がいた、あの場所って、どこだったのだろう??

きっと あれは 天国への道ではなかった。

つまり・・ みんなが・・地獄に落ちる私を・助けてくれたの・・・。(´;ω;`)ウゥゥ


「ガチャ」

私は 玄関の扉を開けた。

みんなの命に私は生かされている。


その後 私は病院の別途で目を覚ましました。

そして 同じ病室にいた男性と恋に落ちて結婚したのでした。

今は幸せです。。。

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