プロローグ
久々に書いてみました!まだまだ初心者ですが、読んで貰えると幸いです。よろしくお願いしますm(*_ _)m
ある春の朝。
学校の屋上で寝ている学ランの高校生、八重樫 叡智は、空を見上げてこう言った。
「·····暇だ、あぁ暇だ、楽しい事ねぇのかよ·····。」
そんな事を言っていると、十数名のヤンキー共が叡智の前に現れた。
「こんな所でサボりとはいい度胸だなー」
「年下のくせに舐めてんじゃねーぞ!」
「·····そんな事どうでもいいんで、なんすか?ちゃっかり武装なんかして、たいそうなことですね(笑)所詮は烏合の衆(笑)ですね!」
「なんだとてめぇー!謝れば許してやろうと思ったが、お前らやっちまえーっ!」
烏合の衆(笑)は、鉄パイプや、バットで殴りかかってきたが、叡智に当たった瞬間、次々と砕け散っていった。
「「·····なんだと、有り得ねー·····。」」
「そんなもんかよ先輩方!もうおしまいか、大した事ねーな!」
「くっっ·····」
「次は俺の番だ!吹き飛べ、この野郎!!」
拳を構えて空気を殴った。その拳圧で烏合の衆(笑)は壁まで飛んでいき、そのままぶつかって、気絶した。
「おいおい、まさかこんなもんかよ!気合い入ってたのは最初だけか!もっと俺を楽しませろよ、クソ野郎!」
ハッハッハッと、無理やり笑ってみたものの、その笑顔は直ぐに消えた。
ここ最近、と言うより何年も心から笑ったことなどあっただろうか。
「·····つまんねー。」
そんなことを呟き、屋上から飛び降りようとした時、目の前に、手紙が現れた。
荒れた戦場の中一人、茶髪の少女が立っている。水無瀬 未玖だ。
「敵は一人だ!殺れぇ!」
「「おぉ!」」
軍隊の指揮官が指示を出し、兵士達が未玖を取り囲んで一斉射撃を開始した。
が、しかし、未玖には一切届いていない。弾丸が見えない壁にでも当たったかのように、弾かれていた。
「·····生成·····開始·····」
美玖は、両手を広げでそう言うと、無数のライフルが現れた。
「·····一斉射撃·····開始·····」
すると引き金を引いたかのように、言葉通り一斉射撃を開始した。
軍隊は勿論、全滅。生き残りなんていない。
未玖は一息つき、空を見上げていた。
こんな戦場なんて嫌だ、笑いあって過ごせる仲間が、友達が欲しい。
そう思いつつも、前に歩き出すと、未玖の名前が書いた手紙が落ちていた。
「何·····これ·····?」
そう言いつつも、拾って開けてみた。
ある研究室の部屋。そこには金髪の少女、沢村 静華がいた。
「No.125、検査を始めます。医務室に来て下さい。」
アナウンスが流れると、立ち上がり、移動の準備をしていた。
「何故このような事になんたのでしょう。いっそ、この部屋から抜け出しましょうか。」
考えた末に出た答えが、脱走である。
脱走のやり方は簡単。壁を手で人が一人通れる大きさの円をなぞる。
すると壁が円状にくり抜かれた。
「出来ましたわ。それではさようなら皆様、ご機嫌よう。」
そう言って穴をくぐると、目の前には沢村静華様と書かれた手紙が落ちていた。
「何ですかこれは?」
招待状
力ある皆様
時間、空間、世界が全て交わった世界、
交差する世界へご招待致します!
始めたばかりですが少しずつ書いていこうと思っております。続きも読んで貰えると嬉しいです。よろしくお願いしますm(*_ _)m






