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14話 メイドさん仮面が外れそう!

「仕方ありません。では、軽く仮想の相手、今回は人間と思ってやりましょう、その相手に攻撃する感じでいきますよ。」


「お願いします。」


リリア(シェシリー)さんの仮想の人間に対しての攻撃が始まる。

攻撃の瞬間リリアさんの目は変わった。

小学生のころにやった空手とは、空気感が違う

相手を殺すという明確な意識を感じた、この時点で今までの格闘技とは、別物と考えるべきだろう。

まずは、足で相手の足を取るような回し蹴り、そして流れるように相手の心臓に撃ち込む、そして怯んだ所にまた回し蹴りだ。

一つ一つの動きに隙や無駄がなく、仮想の相手が見えた気がした。

正直感動した。

この人に、教えて貰えてもらいたい。

ここまで、技を高められる人が人を弄ぶようなことはない!と信じてる。


「師匠、僕に是非ともその技術を教えてください。」


「なっ!なにを急に師匠なんて!やめてください。」


「感動したんです。師匠に教えてもらってから本気のあなたがを見てみたいんです!」


「私は、ただのメイドです!昔、冒険者をやっていたこともありましたが、そこまでランクは高くないです。もっとすごい人はたくさんいます。」


大分最初と雰囲気が変わった。

素のリリアさんが出ているように感じる。

少なくとも動揺はしているし、チャンスだここは攻め時だ!


「それでも、さっきのリリアさんの技を見てから一目惚れしたんです!もっとリリアさんを(その技を)一番近くで見ていたいんです!お願いします。」


「ふぇっ?ひっ、ひとめぼれ?そっ、そんな事急に言われても困るというか……。嬉しいというか……。」


「どうしたんですか?」


「私は、情報隠密部隊で監視人、彼は私のターゲット。禁断の関係じゃないの~。」


大丈夫かな、急に一人だけ別世界に行ってしまったように感じる。

さっきからぶつぶつ喋ってるし、どうしよう?

いや!ここで弱気になってはいけない。

更に倍プッシュだ。


「貴方の技に惚れました。貴方の弟子にしてください。」


「えぇ~!そこまでいわれたらもう……………。?……え?貴方の技?私の技に惚れてくれたの?」


あれ?何か急に冷めてしまった?

しかし、僕の願いは弟子にしてもらうこと、真摯にお願いしないと!


「はい、貴方の技を、私に教えてください。」


「………………。あー……。何かどうでも良くなってきました。技でもなんでも教えますよ……。はぁ~。」


何か、リリアさんが落ち込んでしまったったが、これで弟子になれた。

これでリリアさんに近付けるぜ!

本当は、メイドさんにはそのうち、主人公と戦って死んでもらう予定でした。ただ書いてたら急に勝手にデレだしました。自分はバットエンドは、見て悲しくなってしまうので書けません。少なくとも殺すことは、出来なくなってしまいました。

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